70代で死ぬ人、80代でも元気な人(マガジンハウス新書)

個数:1
紙書籍版価格
¥1,100
  • 電子書籍
  • Reader

70代で死ぬ人、80代でも元気な人(マガジンハウス新書)

  • 著者名:和田秀樹【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • マガジンハウス(2022/03発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784838775033

ファイル: /

内容説明

<マガジンハウス新書創刊第2弾>
70歳が人生のターニングポイント!
老化を遠ざける、明日からできる「習慣」と「心がけ」

「〇〇さんが大腸がんの手術をした」「●●くんが脳卒中で倒れた」など、70歳を過ぎると友人知人が大病をしたという話が聞こえてきます。
また、同世代の喪中はがきが届きはじめるのが70代になってからでしょう。「ああ、あいつが旅立ってしまったのか……」と、60代ではあまり意識しなかった「死」をリアルに感じてくるのが70~80という年代です。
これは統計にも表れています。
ガン死亡率は60代と70代では2倍以上増加し、認知症や要介護となると60代と70代では5倍以上増加します。
厚生労働省の「簡易生命表(令和2年)」によると、2020年の日本人の平均寿命は男性が81.64歳、女性が87.74歳です。男女ともに平均寿命が80歳を越えましたがあくまで平均ですので、男性の場合は半数近くが70代でお亡くなりになる方がいるということになります。つまり、とくに男性は70代が“魔”の時期と言えるのです。
一方で、“魔”の70代を軽々と乗り越え、80歳を過ぎても元気に溌剌と暮らしている方々もたくさんいます。
「70代で死ぬ人、80代でも元気な人」――両者の違いとは、いったい何でしょうか。
本書で詳しくお話ししていきますが、私は「レジリエンス(回復力)」と「免疫力」にそのヒントがあると考えています。
わたしたちの身体には、たとえ病気やケガをした場合であっても自ら回復する力が備わっています。この力を高め、維持することこそが重要であり、健康長寿を伸ばす秘訣なのです。(「まえがき」より)

「元気な80代を迎えるための心がけ」から「老化に負けない生活習慣」「70代、80代の健康学」まで――。
精神科医であり、高年学のオーソリティがお届けする、健康長寿への処方せん!


●「レジリエンス(回復力)」と「免疫力」の低下にご用心
●「同調圧力」に負けた人から老いていく…
● 若いころのようにいかないことを、逆に面白がる
● 誘われたら二つ返事で乗ってみる
● 夫には夫の、妻には妻の楽しみがあっていい
● ボランティアは「社会のため」より「自分のため」
●「ランチ巡り」は千円で楽しめる海外旅行
● 危険なのは、数値が「高い」より「低い」こと etc.

目次

まえがき ――“魔”の70代を乗り越え、元気溌溂な80代へ
序章  国の言いなりにならず、もっと自由に生きていい
第1章 元気な80代を迎えるための心がまえ
第2章 いまの70代は、知的で反骨の世代
第3章 人生100年時代は、70代が黄金期
第4章 健康長寿をつくる「ランチ外食」のすすめ
第5章 「ガン」「認知症」「うつ」とどう付き合うか ~70代、80代の健康学
第6章 この国が捨ててきたもの
あとがき ――人生の本当の輝きは、80代からはじまる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けいこ

36
『もう歳だから、、』が1番良くない。好きな事をし、好きな物を食べ、ポジティブに。家に籠るのでは無く、どんどん外に出る。今まで頑張ってきた世代、遠慮無く自由に生きていい。守りに入るのでは無く、攻めの気持ちを取り戻す。70代はまだ当分先だけれど、そんなに悪くないかもね。ただし、健康とお金があってこそかも。健康については樹木希林さんの癌の受け止め方を例に書かれていて、なるほどと思うと共に、樹木希林さんの書かれた本を読んでみようと思った。2022/06/12

しんすけ

21
古くからの友人の大半が亡くなってしまっている。 七十代も半ば過ぎれば、それは当然なのかもしれない。 生存しているものも五人くらいはいると思うが、交流があるのは一人だけだ。その友人が探求心が旺盛だからだろう。 ぼくのほうは、探求心というよりは野次馬根性が強いだけだけど。 本書を読むと、探求心でも野次馬根性でも良いから、それが強ければいつまでも元気でいることができるらしいことが分る。 本書では団塊世代を努力家で勉強家と捉えているが、そのまま受け散る気はしない。2022/10/16

金吾

21
年齢と行動を関連させることなく、自覚を持ちながら好きなことをできる範囲でこなしていくのが幸せだと思いました。2022/06/05

よしどん

18
60代の著者が70代の先輩に向けたエール。まだ70代ではないがそんな先のことでもない自分にとって、いろいろと参考になった。コロナ禍でテレワークが増え、ランチは家で済ませることが多くなったが、これからはできるだけ外に出かけるようにしよう。父親の晩年、本人の思い通りに生きられなかっただろうと思うと、そのような状況になった原因がこの本を読んでわかった。そうならないように自分は自分なりに計画し努力しようと思う。2023/02/21

Nazolove

16
久々読了、思えば今70代の人たちって活躍している人たちが多いすごい世代というイメージがあるが、もう70代でも気にしないで元気に働け、遊べ、という本であった。(90代で活躍している人の本を読んでいるのでもう驚きもない(笑)) 幸いにもロールモデルが私の家族(父親)にもいるので教えてあげてもっと元気に過ごしてほしいな、と思い、私自身もだいぶ先になってしまうが、こういう70代(父親みたいになれるかわからないけど)になれるよう暮らしていけたらいいなと思った。2022/05/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19458500
  • ご注意事項

最近チェックした商品