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内容説明
事例中心で理論の紹介がなされてこなかったグローバル経営分野のテキストにおいて、『マネジメント・テキスト グローバル経営入門』は、組織論・戦略論の基本から最先端までをていねいに解説しました。幸いこの分野の基本テキストとなり20年にわたってロングセラーとなっています。本書刊行後20年近く経過しましたが、グローバル経営において新たな理論は誕生していません。また、日本企業の国際展開はこの20年で大きく進みましたが、海外企業に比べると依然として課題山積であり、本書の記述は依然として現実理解において十分役立つ内容です。本書は、内容をそのままに、読みやすいレイアウトと2色刷で提供するものです。下記は本書のまえがきからの抜粋です。
「本書の特徴は、グローバル経営は単なる国内のオペレーションの延長ではないとの前提に立ち、組織論・戦略論をベースに体系的に解説している点にある。各章は、重要な基本的視点をまず提示したうえで、あらたな動向に関する筆者のパースペクティブを示すというパターンで、一貫性を持って記述されている。欧米での数多くの先行研究の成果を踏まえ、最新の理論もできる限り紹介した。」
したがって本書の構成は、従来の教科書と異なり、マーケティング、生産、財務などといったファンクション別の章立てとはなっていないが、欧米のビジネススクールなどで教えられているグローバル経営の標準的内容を盛り込んだテキストとして、学部学生はもとよりこれから内外のMBAを志す方々にも有益であろう。さらに、現在岐路に立つ日本企業のマネジャーの方々にとっても、本書で紹介したグローバル経営の論理は有効だと考える」
目次
第I部 グローバル経営の論理
第1章 グローバル経営の考え方
第2章 グローバル経営の戦略論
第3章 グローバル経営戦略論の諸側面
第4章 グローバル経営の組織論
第5章 本社―海外小会社関係とその変遷
第6章 グローバル統合・ローカル適応の論理
第7章 多国籍企業の革新モデル:トランスナショナル経営論とその後
第II部 グローバル経営の革新
第8章 グローバル・イノベーションとナレッジ・マネジメント
第9章 グローバルR&Dマネジメント
第10章 グローバル戦略提携のマネジメント
第III部 グローバル経営環境とマネジメント
第11章 グローバルな人的資源戦略
第12章 リージョナル・マネジメント
第13章 グローバル経営における文化
終 章 グローバル経営の課題
感想・レビュー
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