山と溪谷社<br> Regeneration リジェネレーション 再生 気候危機を今の世代で終わらせる

個数:1
紙書籍版価格
¥3,080
  • 電子書籍
  • Reader

山と溪谷社
Regeneration リジェネレーション 再生 気候危機を今の世代で終わらせる

  • ISBN:9784635310451

ファイル: /

内容説明

「すべての行動と決定の中心に生命をおく」世界中で急速に広まりつつあるリジェネレーション[再生]の動きを説明し、定義した初めての本。
気候危機を防ぐために個人・団体ができる最も重要な行動と2030年にCO2排出量を50%削減するための78の解決策!

世界的ベストセラー『ドローダウン』の完結編/環境ジャーナリスト、『不都合な真実』翻訳者・枝廣淳子氏推薦/国立環境研究所、IPCC評価報告書主執筆者・江守正多氏監訳


世界中で急速に広まりつつあるリジェネレーション「再生」の動きを説明し、定義した初めての本。
気候危機を防ぐために個人・団体ができる最も重要な行動と2030年に排出量を50%削減するための78の解決策を紹介します。

気候危機に関する最も一般的な質問は、「私は何をすべきか?」というものです。
どうすれば、個人や団体が、最短時間で、気候変動の緊急事態に最大の影響を与えることができるのか?
ほとんどの人は何をしたらいいのかわからないし、できることは不十分だと思っているかもしれません。しかし、私たちはそうは思いません。
気候変動を元に戻すための私たちのアプローチは、他の提案とは異なります。
それは、「再生」という考え方に基づいています。

再生とは、世界を生き返らせることだけではなく、私たち一人ひとりを生き返らせることでもあります。
再生には意味と範囲があり、希望と優しさを表現し、想像力と創造性を伴います。それは、包括的で、魅力的で、寛大なものです。
そして、誰にでもできることなのです。


■推薦の言葉
環境ジャーナリスト 枝廣淳子さん

「本書の目的は、今の世代で気候危機を終わらせることです」
そう聞いて、「えっ?」と思う人もいるかもしれない。
温暖化の被害状況は悪化し、さまざまなかけ声や目標設定にもかかわらず、
温室効果ガス排出量は減るどころか増える一方なのだから。

この気候危機に対するポール・ホーケンのアプローチは、
「闘う」ではなく、「再生」だ。
再生は、創造・構築・修復という、生命がずっと行なってきたことだからこそ、
インクルーシヴで効果的な戦略だというのだ。

しっかりしたデータに基づいた数々の取り組みに、
「なるほど!」とワクワクの連続は間違いない。
従来の温暖化対策の中心「エネルギー」が本書では終わりの方に登場するのだから。

トップバッターは「海洋」で、「森林」「野生生物」「土地」と続く。
海? 野生生物? 土地? 
それらがどのように気候危機への解決策になれるのか、ぜひ知ってほしい。

ポール・ホーケンがこの世にいてくれて良かった! 
この本を書いてくれて本当に良かった! 
心からそう思う。




■著者について
ポール・ホーケン(Paul Hawken)
起業家、作家、活動家であり、環境の持続可能性とビジネスと環境の関係を変えることに人生を捧げている。
環境保護活動に関する企業改革の先駆者。環境に配慮したビジネスを成功させ、経済活動が生態系に与える影響について執筆活動を行ない、経済発展、産業エコロジー、環境政策について各国の首脳やCEOにコンサルティングを行なっている。
著書に『ドローダウン―地球温暖化を逆転させる100の方法』(山と溪谷社)、『祝福を受けた不安―サステナビリティ革命の可能性』(バジリコ)、『自然資本の経済―「成長の限界」を突破する新産業革命』(日本経済新聞出版)ほか。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroo Shimoda

4
「ドローダウン」と重複あり2022/06/18

Go Extreme

1
海洋:海洋保護区 海中植林 マングローブ 森林:プロフォレステーション 亜寒帯林 熱帯林 野生生物:栄養カスケード 放牧生態学 野生生物の回廊 土地:環境再生型農業 有畜農業 劣化した土地の回復 人々:千十便 農場としての森林 女性と食べ物 都市:ネット・ゼロ都市 建物 都市農業 食:何も無駄にしない 主に植物を食べる ローカル化 エネルギー:風力 ソーラー 電気自動車 産業:巨大フードビジネス ヘルスケア産業 金融業 行動+つながり:パンチリスト 暗いメート・アクション・システムズ ネクサス 2022/05/07

K.K

0
・気候変動と個人のギャップを埋めるのは、生物の基本的な仕組み「再生」である。 ・「炭素を減らす/地球を救う」ではなく「再生する」なら個人レベルに落とし込める。自分の存在と結びつく基本構造だから。 ・生物界に共感を伴ったストーリーテリング力の復興が求められる。2023/12/24

カン

0
再エネが重要、写真と解説が分かりやすかった、文章は400ページとボリュームがあ。読み飛ばして進めた2023/04/23

TUTU

0
気候危機に対しての自分なりの考え方を持っておくこと。その為に詳細な事例とデータをもとに解説している本書はとても有益です。「何かしたい」から、「何からするか」へ。マインドセットに役に立つ。2022/06/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19357632
  • ご注意事項