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内容説明
2020年の民主党のトリプルブルー(大統領選と上下両院選の勝利)、16年の共和党トランプ当選の両方を当てた国際政治アナリストが記す最新の見取り図。「筆者の仕事の一つは、金融機関の株式・債券・為替の運用者の方々に『現在進行形で起きている or 中長期的に起き得る米国政治の事態』を解説することだ。この仕事に必要とされる知識・ノウハウは、米国政治全体の構図を理解して、そこに働く政治力学を分析して妥当な未来予測を行うことである」(本書「はじめに」)。民主党・共和党の性格の違いや予算の決め方、政府高官人事、インフラや半導体の経済・産業政策、そして戦争をめぐるスタンスを解説。さらに22年の中間選挙、24年の大統領選挙までを射程に入れ、「すでに起きている未来」を日本人に伝える。グローバル化の時代に米国の動きを知るのは、世界の現状を知ることとほぼ同義である。毎日のニュースを読み解くための「実学書」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ステビア
18
分断はさらに進むと予想している2024/07/06
名言紹介屋ぼんぷ
13
「米国の選挙戦は、 テレビ広告やインターネット広告などの 大量の政治広告を駆使するマネーゲームだ。 優れた選挙スタッフを大量に雇うためにも、 資金は欠かすことができない。」2023/03/05
しろくまZ
7
2022年の著作で、中間選挙前の時点でその後の米国政治の見通しが書かれている。答え合わせのような感じで読めるし、第1章「米国の政策を知る5つの勘所」は、今読んでも十分に参考になる。来年の2025年から第二次トランプ政権が発足し、上下両院とも議会も共和党が多数派となっている。これからの米国及び国際政治はどうなるのであろう。大軍拡の時代が到来し、地域紛争が頻発するのだろうか? 中国はより台頭するのだろうか? 著者の現時点での見通しも読んでみたい。2024/12/04
takao
2
ふむ2024/06/15
タイガ
1
トランプ前大統領が登場して以降、アメリカに関する言説は急増した。特に2020年のアメリカ大統領選挙の混乱は、「SNSと政治」という世界が直面する政治社会の課題を浮き彫りにした。著者はこういったアメリカを巡る言説の中で、感情で解釈されない、制度などの現実に即した言説を、本書で展開している。「儲かる」という題名から、個人の資産とアメリカ政治の関係性について書かれていると思うかもしれないが、内容は現時点の公開情報から推測されるアメリカで起きている現実であり、SNS上の妙な言説よりも、よっぽど価値があるだろう。2024/08/12
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