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内容説明
マニフェスト政治の本場から日本は何を学ぶべきか。八世紀近くにわたる議会制の伝統を誇るイギリス政治。有権者は妥協を許さず、政党は掲げた公約を実現できないと選挙での惨敗を招く。そこには民主主義を徹底しようとする姿がある。明文化されていない憲法、格安の選挙費用、国民に身近な国会議員たち。そして政治家の不正はもちろん、少しの疑惑すら許さない国民の姿勢……。公正な政治はどうすれば実現できるのか。英国在住の政治研究者が、マニフェスト政治を考察。日本政治の課題を浮き彫りにし、真の改革を提言。 【目次より】いざ、イギリスへ/早わかりイギリス政治/ブレアはイギリスの政治を変えたか/ブレアを凌ぐ有能な妻/ブレアの戦争と外交/保守党は再生できるか/公正な政治を目指した選挙のかたち/イギリス政治と金/これがイギリス流の「公平」な政治/イギリス議会は変われるか/マニフェストは日本の政治を変えるか――日本政治への提言
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バジンガ
3
今からすると、ブレアの人物評ばかりで時代を感じますが、英国の選挙制度や政治と国民の距離感かよくわかりました。結論に、監査の重要性があり驚きました。本文の「監査局」はNAOのことだとおもいます。2012/07/08
むとうさん
1
イギリスの政治制度と歴史、現状などについて一通りの知識をまとめた本。著者は松下政経塾出身で専門が今一つ不明なのだが、日本とイギリスの両方の政治を肌で感じたという視点で読むとなかなか面白い。結局民主主義を発展させるのは国民の不断の努力だということ。成文化されていない憲法がその際効果を発揮することもある。やはりイギリスは議会制民主主義のフロンティアを常に走っているのかも。著者がブレアが大好きなようでちょくちょく話題が出てくるのが、良い潤滑油のようでもあり話題のぶつ切り感を助長しているようでもあり。2012/01/08
taki
0
イギリスの政治についてわかりやすく書かれている。 特にブレアについて詳しくなれると思います。 日本の国会議員は「国会議員の仕事は地元に公共工事を持ってくること」なんてはばからずに言えることを恥ずかしいと思っていただきたい。 2009/09/03
eykkoh1
0
イギリスの政治がどのような困難を経て現在のような制度になっていったのかがわかりやすくまとめらていて面白かった。イギリスを引き合いに日本の選挙制度の改革を訴える著者の理想にも共感が持てた。2009/06/03
depo
0
《積読本読破》中身を見ずにずいぶん以前から所有していたのだが、ちょっと古かった。2020/06/08
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