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内容説明
日々が愛おしくなる美しい日本語を小さな和菓子に変えて。木の芽時、玉響(たまゆら)、松宵、薄氷(うすらい)・・・言の葉から得た着想をもとに、うつろう季節の情景や情感に輪郭を与える和菓子デザインの歳時記。四季の変化を慈しむ日本人の感性に心が動かされます。和菓子をより身近に感じられる厳選レシピや、うつわとの合わせ方、写真の撮り方なども収録。菓銘は英訳つき。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆきち
72
読友さんに感謝です!和菓子って本当に素晴らしいです。言葉の数だけ和菓子ができるのではないでしょうか。先人が言の葉を編んで作った和歌のように、言の葉の想いを和菓子にのせて季節を楽しむということ…なんと美しいことなのだろうと思わされた一冊です。グラッフィックデザイナーであり和菓子のデザイナーでもある著者のつくる和菓子はとても粋です!練り切りの餡に珈琲餡や林檎餡、フランボワーズ餡を使ったり、羊羹にはバタフライピーやローズマリー、エディブルフラワーも使ってそれは美しい和菓子です。作り方も載っています。素敵でした。2022/07/03
シフォン
35
読友さんのレビューで出会うことができた本。四季の景色やうつろいゆく時の流れの言葉を和菓子で表現していてとても素敵。日本語って、同じ意味なのに季節によって言い方が違ってめんどくさいと思うときがあるのですが、こんな風に表現されているとなんて豊かな言葉なんだろうと感じます。「玉響」「たゆたう」「泡沫」「うつろい」という不安定な言葉、「夜の帳」「錦秋」「水鏡」という秋の言葉が印象に残っていて、季節これから夏なのになぜなんだろう(笑)。もちろん、和菓子が食べたくなります。 なる。2022/05/23
さら
28
和菓子好きとしては眺めているだけで至福な本。 花筏(はないかだ)、玉響(たまゆら)、薄氷(うすらい)等美しい日本語の名前も素晴らしいと思います。2022/12/06
碧緑(あおみどり)旧だいだい
28
作者は脱サラした和菓子デザイナー。この本は言葉と和菓子写真の組み合わせというコンセプトだが、言葉は気にせず美しい和菓子の写真にうっとりと見とれていればいい。掲載された和菓子のデザインは四季を切り取った色とりどりのもので、ほとんど芸術。食べるのがもったいない。巻末には作り方も載っているので、腕に自信のある人は自分で作ってみるのもよい。ういろうを自分で作れるとは知らなかった。ぜひやってみたい。2023/09/23
しーふぉ
23
写真集として和菓子を楽しみました。味だけでなくて目で楽しませる意気込みが伝わって来る。2024/07/28
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