山と溪谷社<br> となりのハト 身近な生きものの知られざる世界

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山と溪谷社
となりのハト 身近な生きものの知られざる世界

  • 著者名:柴田佳秀
  • 価格 ¥1,336(本体¥1,215)
  • 山と溪谷社(2022/03発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784635063104

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内容説明

ハトの世に知られていない豆知識がたくさんつまった、身近な生きものの世界を見る目が変わる一冊!
馬鹿っぽい、汚い、何考えているのかわからない……など、マイナスイメージも多く、時には害鳥として駆除もされる身近な鳥、ハト。
そんなハトには、知られざる驚きの能力と、人との深いつながりがあった。

オスもメスもお乳を出して子育てする、水を下をむいてごくごくと飲めるのはハトだけ、人類の最速の通信手段として活躍していた過去、世界中の権力者からペットとして愛されていた、日本や世界のユニークなハト、絶滅したハトのエピソードなど、思わず誰かに話したくなる秘密が満載。
知ってしまえば、もうハトのことを無視できなくなる?

■内容
第1章 ハトという鳥
第2章 日本のゆかいなハトたち 身近編
第3章 日本のゆかいなハトたち 遠方編
第4章 世界のハト、絶滅したハト
第5章 ハトはいつでも人のとなりに

■著者について
柴田 佳秀(しばた・よしひで)
1965年、東京生まれ。東京農業大学卒業。テレビディレクターとして北極やアフリカなどを取材。
「生きもの地球紀行」「地球ふしぎ大自然」などのNHKの自然番組を数多く制作する。
2005年からフリーランスとなり、書籍の執筆や監修、講演などをおこなっている。
主な著書・執筆に『講談社の動く図鑑MOVE鳥』(講談社)、『日本鳥類図譜』(山と溪谷社)、『カラスの常識』(子どもの未来社)などがある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

83
日本鳥学会会員、都市鳥研究会幹事の著者が書くハト雑学。結構詳しいが読みやすく調べ学習に使える▽[1.ハトという鳥]体重の四割が胸筋。水に嘴をいれてそのままゴクゴク水を飲める。乳(ピジョンミルク)で子育て[2.日本のゆかいなハトたち]『日本鳥類目録』によると日本のハトは12種。一般に見られるのはドバトとキジバトの2種。ドバト=カワラバト。ドバトの色は6パターン。キジバトは山鳩から街鳩へ[3.日本のゆかいなハトたち][4.世界のハト、絶滅したハト]ドードーは鳩[5.ハトはいつでも人のとなりに]伝書鳩から競技鳩2023/09/08

tomtom

17
大群でワッと飛び立つのが苦手で鳩はあまり好きではなかった。けど読んでいると鳩に興味が出てくる。鳩は350種もいるのに全て鳩っぽいのには驚いた。体重の4割が胸筋だったり初めて聞くことも多かった。2023/10/13

ぽけっとももんが

15
身近な鳥といえば、雀、烏、そして鳩。その鳩についての愛に溢れた蘊蓄がぎっしり。最近は害鳥として評判がよろしくないですが、鳩にだって言い分はあるでしょう。こどもがベビーカーに乗っていた頃、お寺で鳩の餌を買って撒いたらそれが朝イチで、数えきれないほどの鳩に襲われて餌を袋ごと投げて逃げました。さて、何より驚き、これを知っただけでも読んだ甲斐あったのがドードーの話です。2022/07/02

みなみ

10
Kindle Unlimited で読了。鳩に関する一冊。ハトの種類にどういうのがあるのか、あんまり考えたことはなかった。穀物を食べるので人間の住むところに住み着く。敵は猛禽類。タカから逃れるために素晴らしい胸筋を持っていて猛スピードで逃げおおせる。鳩の英語は2種類あってpigeonとdoveである。海水を飲むハトもいる。人間に狩られつくしたのがリョコウバト。伝書鳩や軍事利用。鳩にまつわる雑学詰め合わせでとても楽しく読めた。2023/09/10

こばやしこばやし

10
図書館本。余りにも身近な動物なので意識もしなかったが、ハトという動物の分類や性質を楽しく学ぶことができた。「クルッポー、クルッポー」と鳴くのががドバトで、「デーデーポーポー、デーデーポーポー」と鳴くのがキジバトと言うことが知れたのは結構嬉しかった。眼の前の世界が少し分化された。ピジョンタワーなるものの存在も知らなかったし、アイランドホッピングと言う性質も知らなかったし、日本に住むハトは日本を北限にしているということも知らなかった。鳥には食料事情や天敵など、生きるための諸条件が多いのだなあと学んだ。2022/08/30

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