内容説明
没後30周年記念出版。
時代のグルーヴをつくり、早逝したドラマーの音楽人生。
TOTOのメンバーとしてグラミー賞にも輝き、数多くのビッグ・アーティストから絶大な信頼を寄せられ、時代のNo.1セッション・ドラマーとも囁かれたジェフ・ポーカロ。
ジェフのファンはもとより、プレイヤー、プロデューサー、エンジニアなど、音楽制作に携わるすべての人に響く傑作評伝がついに邦訳化!
幼少期に現れた天才ドラマーの片鱗とは?
いかにしてドラミングの基を培ったのか?
ジェフが考えるミュージシャンとしての矜持とは?
名盤の制作現場で起こっていたこととは?
優れたプロデューサー/エンジニア/アーティストの条件とは?
著者であるロビン・フランズ氏は、生前のジェフに最も多く取材をしたとも言われる米『Modern Drummer』誌の元ジャーナリストであり、本人のコメントはもちろん、関係者や家族への膨大な取材をもとに本書を編纂。ジェフ自身によるグルーヴ解説や、〈ロザーナ〉の直筆リズム譜面も掲載!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Translater#6
1
ジェフを知り、TOTOを知り、洋楽を知った大学時代。CD聞きまくってサークルでジェフに憧れてドラム叩いたけど足元にも及ばず。それでもジェフを見つけたことは音楽好きとしての誇り。読みながら思い至ったことがある。彼に憧れたのはプレイの技量だけではなく、曲から伝わってくる彼の包容力や人間性に近づきたかったのだろうということ。ドラマーの枠を越えた、こんな大人物の本がこれまでなかったなんて。それだけにこのタイトルセンスは抜群。本書の読書メーター感想第1号かつ僕の記念すべき200冊目。やったぜジェフ❗️2022/07/03




