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内容説明
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「テディベア」で有名なドイツのぬいぐるみ会社シュタイフ。その創業者、マルガレーテ・シュタイフが、脊髄性(せきずいせい)小児まひの病気と闘いながら、女性として、経営者として、世界中で愛される「テディベア」を生みだすまでを描いた、知られざる感動ノンフィクション。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ろくべえ
5
〈公図〉★★★★★ 小高〜 5年生ブックトークで。私自身が幼少期に父からのプレゼントのテディベア(まさにボタン・イン・イヤーの本物だったことは大人になってから知った)と共に育っただけに、この本には心が揺さぶられた。マルガレーテが障害を持って生まれてきたことが、彼女の人生だけでなく、多くの人の人生に影響を与えるものとなり、大きな意味があったことが、小学生向けの易しい文章で綴られている。女性の活躍が珍しい時代、テディベアが生み出されるまでの沢山のドラマを知ることができて良かった。私もギンゲンを訪ねてみたい。2015/10/14
水無月
4
女性にも障がい者にも決して生きやすくなかった19世紀に、世界で初めてぬいぐるみを商品にした玩具会社の社長となった、マルガレーテ・シュタイフの伝記。障がいを抱えながら、逞しく人生を歩んだ姿は、それだけで素晴らしいけれど、経営者として、仕事に対する考えや姿勢は、現代のビジネスにもつながる指針がある。「生きる意味は神様に問いかけるものではなく、神様がずっとわたしに問いかけていたのかもしれない。マルガレーテ、あなたはどう生きるのですか、と」2020/07/19
喪中の雨巫女。
4
《私‐図書館》マルガレーテが、障害に負けず、立派な会社を作った。これからも意思を継いで、素敵なテディベアを作っていって欲しい。2012/01/12