内容説明
警察・公安官僚の重用、学術会議任命時の異分子排除、デジタル庁による監視強化、入管法による排外志向、五輪強行に見る人命軽視……安倍・菅政権に通底する闇を暴く。最新の情報を大幅増補した決定版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
87
国は都合の悪い情報は隠蔽する、捏造する。一方で国民の個人情報をカード一枚で管理することにあの手この手で必死だ。国民健康保険、行政サービスなど便利な面ばかり強調しているがいずれは貯蓄、借金、犯罪歴、嗜好、性癖他 いろんなことを紐づけしてゆく管理社会。知らないところで情報が使われてゆくのだろう・・・・図書館本2024/07/11
Ayana
5
権力とはこんなにも人を魅了する。しかし、その魅力をわかった上で、抗う力や勇気を持つことが政治や行政においては最も大事なことではないか。あの前文部科学事務次官には勇気があったんだと思う。他にも勇気のある人はいるけれども、行政の中枢は権力の吸引力に負けっぱなしの人たちもたくさんのさばっている。飯塚事件の情報に触れるたび、頭に血が上るほどの怒りを覚える。こんなこと許されない。2024/04/21
イガラシ
4
サンデー毎日に掲載されたもので、情報隠蔽だけでなく改竄したり破棄してしまったりするのはひどすぎると言わざるを得ないと思いました。権力を私物化するとここまでひどくなってしまうし、後の人たちが今の時代を振り返るときに正しい情報を得ることができないだろうと思うと、しっかりとしたルール作りが必要だと思いました。2021/10/28
どさんこ
4
安倍政権になってから生じた数々の不祥事は、何一つ解決されておらず、時間の経過と共に忘れ去られようとしている。そして、自分の腹立たしさも次第に鎮静化してしまう。このような本を読むことにより、しばしば再確認しておく事が必要だ❗️歴史を知るということは、そう言うことなのだ。2021/10/24
G3
3
何十年後か、日本の歴史年表には空白の年月ができてしまわないだろうか? 少なくとも、改竄された統計データは戻って来ない。 改竄され、隠蔽された歴史しか残らぬようなくになのか?この日本は? そうならないためにも、各所に書かれたこの本が単行本化され、文庫化された意義は大きい。 政権交代と情報公開、その必要性を強く感じる。 何十年後かの我が国の歴史書の年表が、黒塗りされたままにならぬ事を切に願う。 2022/11/05
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