パリの“食べる”スープ――一皿で幸せになれる

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パリの“食べる”スープ――一皿で幸せになれる

  • 著者名:辻仁成
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • プレジデント社(書籍)(2022/03発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784833451871

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内容説明

【内容紹介】
作家、ミュージシャン、映画監督など幅広い分野で活躍するパリ在住の辻仁成さんは「一日のほぼすべてをキッチンで過ごす」というほどの料理好き。
“愛情料理研究家”でもある辻さんがマルシェでの買い物や世界各地を旅して覚えたスープ26皿にまつわるエッセイ&レシピ集。

「フランス人は『スープを飲む』とは言いません。
興味深いことに、彼らは「スープを食べる(manger de la soupe)」と表現します。面白いですね。
でも言われてみると腑に落ちるのが、フランスのスープは結構食べ応えるのあるものばかり。
ぼくは、栄養素も高く、食材のエキスを濃縮した、このパリ・スープをランチの中心に据えて健康管理にいそしんでいます」(まえがきより)

【著者紹介】
[著]辻 仁成 Tsuji Hitonari
つじ・ひとなり●1959年、東京生まれ。作家、ミュージシャン、映画監督、愛情料理研究家。
『ピアニシモ』ですばる文学賞、『海峡の光』で芥川賞を受賞。近著に『父ちゃんの料理教室』現在、dancyu本誌で「キッチンとマルシェのあいだ」、dancyuWEBで「パリ・サラダ」を連載中。
パリ在住。キッチンを中心に生活中。

【目次抜粋】
ハンガリーのグヤーシュ・スープ
バターナッツスープ
オニオングラタンスープ
韓国風味噌鍋スープ
栗のポタージュ
ブランケット・ド・ヴォー
ボルシチ
玉ねぎと古代麦の新古今スープ
にんじんとクミンのスープ
ガンボ・スープ
フランス風豚汁
イタリアン・ウェディングスープ
冷製ギリシャ風スープ
レンズ豆とチョリソーのカレースープ
ムール貝のサフラン風味のクリームスープ
ホワイトアスパラのヴルーテ
プティ・ポワのポタージュ
ミネストローネ
パリ風、ポタージュ・ペキノワ
あえてパリ風、ヴィシソワーズ
夏のパリで愛されるトム・カー・ガイ
セビリアのガスパチョ
カスティーリャ地方のアホスープ
ナポリの漁師料理“アクアパッツァ”
感謝を込めた“クレーム・ド・マイス”
あさりのショードレー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

310
辻仁成もパリ暮らしが20年になるそうだ(本書刊行の2021年当時)。さて、ここでいうスープだが、かなり広義のもののようだ。例えば、グヤーシュやボルシチなどは、私の感覚からはスープというよりは、シチューだ。そして、パリは今やニューヨークと並ぶくらいに多国籍な料理が浸透している。先のグヤーシュはハンガリーのものだし、ボルシチもウクライナ料理だ。他にも韓国のテンジャンチゲやケイジャンのガンボ・スープなども。グルメな辻仁成はパリで豊かな食生活を送っているようだ。もちろん、レストランにも行くだろうが⇒2025/06/07

あつこんぐ

16
図書館本。美味しそうなスープの写真を夜勤中に見ていたらお腹がすきました。辻さんは「簡単に出来るようアレンジしてます」とサラッと書いてますが、私にはその簡単レシピさえも敷居が高いです…。『愛情と時間と労力が一番のブイヨン』は名言ですね。確かに仕事終わりにバタバタ作るご飯より、休みの日に丁寧に作ったご飯の方が家族の食いつきが良いですからね。辻さんはきっと優しい方なんだろうなぁ。2022/01/05

bluelotus

6
★★★☆☆ けっこう材料が凝っているので簡単そうでいて簡単じゃないかも…という印象。ただ、スープは写真だけでも癒される。2021/12/05

つきもと

4
dancyuのウェブサイトで連載していたスープのレシピをまとめた本だと思います。スープについての語りとレシピで構成されていて、語りは主にスープの説明ですが端々に著者の生活が滲みます。どれを読んでもおいしそう。スープが作りたくなるハッピーな本です。2024/12/10

餅くま

3
知らないスープばかりで作ってみたくなったが、田舎のスーパーには無い材料も多々あり。エッセイも面白く、著者の他の作品も読んでみたくなった。2022/09/28

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