内容説明
原盤製作会社社長の飯島は、新人アイドルを発掘していく中で、二人の女性に会う。かつてネパールの生き神様「クマリ」だったチアキ・チェスと、AVに出演していた池沢ちあき。一方で、自衛隊の情報部の綾部は、アメリカから送られてきたレポートに困惑していた。超能力者たちの見る、地球滅亡を思わせるような夢、そしてその中に出てくる日本人と思われる名前「チアキ」-。「チアキ」は果たして世紀末の救世主なのか?渾身の書き下ろしSF長篇!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Popo
3
☆☆★ さっと読める本。内容?…う~ん2017/09/27
紫野
3
うーん・・・イマイチ。私はあまり好きじゃない。SFも苦手だし。推理ものの方が良いな。2015/06/29
Masaru Yamada
3
今野敏で初めてがっかりした作品。歌を歌うぐらいで世界を救えればジョン レノンは苦労しないよ(>_<)2012/11/06
まい
3
今野作品は積読本が貯まってるのに、本屋で今野作品にしては珍しいストーリーを見て気になって読んだ。いつもの通り読みやすかったけども…アイドルを探していく過程が長かったり、宗教や時間の概念、はたまた相対性理論等々、説明的な小難しい部分は読み飛ばしたかも。確かに歌には力があると思うけど、救世主が祈りの為にアイドルになる発想に驚いたし、日本の一般的な「アイドル」の概念では無理があるな〜と。やっぱ、警察モノがいいみたい。(笑)2011/02/15
gonta19
3
2009/5/17 ジュンク堂住吉シーア店にて購入 2010/1/29~1/30 これはSFと言っていいのだろうか。アイドルタレントを探すレコードレーベルの社長、飯島は、紆余曲折を経てチアキという二人の女性とめぐりあう。そこに自衛隊、米国国防総省、予知夢、相対性理論、量子力学など様々な要素がからみあってきて、ちょっとトンでもっぽい展開に。面白いのは面白いが、これは手放しではついていけなかったなぁ。2010/01/30