内容説明
たとえ病に侵されようとも、あるいは運命に悩まされようとも、それを克服しようとはせず、安らかに超然としていられることが、天風哲学の理想とする「積極心」なのである。──このほか、「報償を目的としない生活」「正しい思いやり」「不平不満を感じたときの対処」「自己を厳格に批判すべきこと」「人生のいっさいを感謝、感激に置き換えること」「人生への態度の積極化」「心を消極的に絶対しないこと」「人の世のために尽くすこと」……など、人生を正しく大切に生きるための、中村天風の信念から迸り出た言葉を収めた珠玉の指南書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ショウジ
15
何度も読み直したい一冊です。読み直さないと腹に落ちないと思いました。2022/07/13
大島ちかり
8
難しかった。天風さんの本を何冊も読んでいるので、理解できると思っていたけれども、何回か読まないと入ってこない。時が経ってまた読むのも良いと思う。2023/12/12
多分マグマグ
3
言葉が難しいのでよくわからなかった。 また読み直したい2024/08/26
安東奈津
3
★★★☆ 三勿三行(サンコウサンギョウ) 三勿_正直、親切、愉快 三行_怒らず、怖れず、悲まず を厳格に実行して、自己の尊厳を冒瀆する消極感情の清算を現実にすべし! 大谷翔平、高校生時代に読んでいた「運命を拓く-天風瞑想録-」の中村天風に触れたくて。 2023/07/22
Go Extreme
3
積極心 何事を成すにも報償を超越して 心の中に何かの悩み 思ひやり 一切の事柄をすべて感謝に 正しい愛情 怒り悲しみ怖れを 不平や不満 真理を践行 是を修行として 他人の言行を常に心の鏡として 自己の言行に飽くまで責任を 清濁を併せ呑む 積極 人を憎んだり恨んだり 内省検討 何人と雖も反省を人に 病人や不運の人には 理性や感情 他人の気持ちや言葉 油断 真善美 真理=絶対的 人の世のために竭す 真の平和とは理屈を超越して 本心良心に従うという事は 暗示の分析は「感情」を離れて 人生は現在只今を尊とく活きる2022/05/07