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内容説明
サッカークラブ経営に携わるベンチャー企業、スポーツX。自身も世代別の日本代表だった創業者の小山は選手の社員化や徹底した地域密着でクラブの繁栄を目指す。はたして日本のサッカー界に新しい経営スタイルは根付くのか。ベストセラー『世界標準の経営理論』の著者である入山章栄、ベンチャー研究の重鎮として知られる松田修一、ブランド論を日本に根付かせた立役者の阿久津聡という、第一線の経営学者3人と語りつくす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フリット
1
サッカークラブの存在価値みたいなものを考証した一冊。サッカー関連本とは少し趣が異なって、サッカーそのものというよりはクラブと社会とのあり方を見つめ直す感じの内容だった。印象的だったのは、スポンサーになりユニフォームの胸に名前が出た住宅メーカーの話。メリットが生まれる流れがちょっと意外だった。2022/10/11
ご〜ちゃん
1
サッカークラブが創生する地域経済は、とても今後が気になる分野だと思った。松田修一さんが言った、「小山さんはストーリー(物語)を持っているよね。それは大事なことです。」というところが、とても興味深かった。 大企業は、意思決定をする機会が圧倒的に少ないから、経営的人材がいないということ。 地域性という観点からの、福岡ソフトバンクホークスとヴィッセル神戸の違い。よく分かった。2022/08/20
さめ
1
もう少しアカデミックにまとめられているのを期待したんだけどなー。やっぱり対談形式だとこういうアウトプットになってしまう。 でも、ブランディングに関する対談は面白かった。理論を踏まえた上での現実について、上手く書かれていたな。2022/05/03
Masaki Sato
0
藤枝MYFCやおこしやす京都のスポーツXの経営論。入山先生の日本のチームワークはタスクをこなすのには向いているが、サッカーのように即座の判断を求める場面に向いていない、阿久津先生のブランディングの部分。会社が理想とする社会を実現するところまで突き進むということを発信していく。2024/01/26