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内容説明
学習や仕事の成果に大きく関与する「自己肯定感」は世界的にも注目されるファクターだ。本書は超名門スタンフォード大学オンラインハイスクールで校長を務める著者が、そのコンセプトからアプローチ、エクササイズまで、最先端の知見を凝縮してお届けする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
46
どうして自己肯定感が低いんだろう?というところを分析するよりも、どんな状況であろうともそういう感じ方を 受け止め、自分らしく生きていこう、というサポートに力が入っているところに好感がもてました。ただ、結構すでに知られている事な気もするな~。あと、この本は子どもの自己肯定感というよりも大人に向けた文章な気がしました。2023/02/26
Isamash
27
1977年生まれ東大修士でスタンフォード哲学博士、同大オンラインハイスクール校長の星友啓による2022年発行著作。佐々木麟太郎の進学先で話題のスタンフォード大のメンタル強化術との触れ込み。科学的な説明が乏しく(巻末に参照文献が159並べられているが本文と対応が無く活用できない)内容的に期待外れの面もあったが、自己肯定感の維持のために自分の役割を数多く分割し、一つで自信を無くしても他でカバーするという思考法を持つということが書かれており、これに関しては使えると思わされた。自己肯定感という言葉自体は嫌いだが。2024/02/18
すみけん
8
難しい理屈、理論ではなく極めて平易に自己肯定感の育て方について解説してあり、実践も書かれている。スタンフォード校長が最新の脳科学なども取り入れて、自己肯定感とはなんぞや、と書かれると、それなりに説得力があります。軽く読めてよかった。2023/06/26
復活!! あくびちゃん!
8
もう少し子供向けなのかと思い読み始めたが、どちらかというと大人向けの本でした。目新しさありませんが、実践的な内容が書いてあり、この手の本を初めて読む人には良いと思います。2023/01/05
らる
8
求めるべき自己肯定感=現実の自分をありがたく思う気持ち/外発的報酬に依存した自己肯定は×/ネガティブを無理に抑えるのも×/人は沢山の顔を持つ。心への脅威はその「顔」のうちどれか一つに対するもの。そういう時は他の顔に対して肯定する/いいエクササイズ習慣はDNA自体は変えないが、DNAの発現の仕方は変える。これは子孫にも影響を及ぼす/人に思いやりを持つと自己肯定感が高まる。実際に周りに良く思われているかどうか…は関係なく、自分が主観的に「周りから良く思われることをしている」と思えればよい/2022/05/06