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内容説明
小6の秀悟と玲は、道で変なスマホを拾う。すると、ちーちゃんと名乗る少女から、「シュゴくん、事件を解決して!」と電話がかかってきた!? ちーちゃんから聞いた場所に行くと、2か月の間、困っている少年がいた。少年が書いた手紙の暗号を、玲のヒラメキで解くと……。つぎの事件は、飼い主の少女を待ちつづけるネコ!? 秀悟と玲とちーちゃんのおかしな三角関係の中、事件も恋も解決!? フシギなスマホで、ナゾが解けた時、やさしさと感動に包まれる!【小学中級から ★★】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kuroda
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『こわいもの係』『キミト宙ヘ』と同作者。最初のスマホを使った引きは良く、ちーちゃんが何者なのかの謎、写真を撮ると幽霊が見えるのも良い。★★★ が、一人称の男の子にまだ慣れてない感があり、テンポがやや悪い。捜査にほとんどスマホが使われていないので、(ふつうに捜査しちゃってる)、本書の特色がそもそもなにかという気もする。ずっと電話はつなぎっぱなしで、3人で捜査すればいいのではないか。(ちーちゃんだけ幽霊が見えることにして)。最初から続刊の刊行が決まった展開なので、かなり売る気はある様子。2023/10/22
Theodore
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無念を抱えて死にきれない地縛霊の願いをかなえて昇天させてあげる系の物語。個人的にマザコンは滅ぶべしと思っているので1話はまったく刺さらなかったが、2話の猫と飼い主の話は普通に良かった。あと残念だったのは主人公。この手の話だと大抵女主人公なので表紙の女子が主役だと思いきや、メインはオスガキの方だった…。正直、1人称が「俺、おれ、オレ」の男性キャラは嫌いなので見ていて辛い。2023/04/22