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動揺を続ける社会の動きに、時には積極的にコミットし、時には身をひそめながら、『失楽園』を完成させた大詩人の一生を活き活きと描き出す好評伝。
待望の電子復刻版。
感想・レビュー
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ロビン
15
17世紀に生まれたイギリスの大詩人ジョン・ミルトンの伝記。清教徒革命からチャールズ一世の処刑、クロムウェルによる共和政府時代、王政復古と激動の時代を生きたミルトンのロンドンでの出生から、ケンブリッジの学生時代、結婚を経験する市民時代、共和国秘書官時代から死までを読みやすい筆致で綴ってある。チャールズ二世による王政復古の頃には秘書官時代に王政批判をしていたミルトンの身には危険が迫り一時投獄もされた。打ち続く肉親や友人の死、過労による失明にも負けず晩年まで言論闘争をしたミルトンの不撓不屈の姿に打たれる。2025/02/25