室町時代の日明外交と能狂言

個数:1
紙書籍版価格
¥2,970
  • 電子書籍
  • ポイントキャンペーン

室町時代の日明外交と能狂言

  • 著者名:西原大輔
  • 価格 ¥2,970(本体¥2,700)
  • 笠間書院(2021/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 810pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784305709462

ファイル: /

内容説明

日本の知力を試そうとやって来た、唐の詩人白楽天を描く《白楽天》、日本で捕らわれの身となった唐の人、祖慶官人の帰郷を描く《唐船》、唐から天竺へ渡ることを志し、春日の明神へ暇乞いに訪れた明恵上人と老翁とのやりとりを描く《春日龍神》…… 室町時代に成立し現代でも親しまれる演目を、当時の政治、思想、外交政策を念頭に、室町時代の日明外交と能狂言との関係について考察。今までにない新たな視点で能狂言を読み解きます。

目次

はじめに
第一章 《白楽天》―華夷秩序を拒絶
第二章 《放生川》―朝鮮撃退の祝賀能
第三章 《唐船》―遣明船再開の予祝
第四章 《呉服》―外交方針転換を賛美
第五章 《善界》―混血二世の葛藤
第六章 《岩船》―日本中心型華夷観
第七章 《春日龍神》―最高聖地としての日本
第八章 狂言《唐相撲》―異国趣味の政治学
おわりに
参考文献
索引

最近チェックした商品