内容説明
藤子・F・不二雄の名作を瀬名秀明が小説化。
藤子・F・不二雄先生の不朽の名作漫画『大長編ドラえもん のび太と鉄人兵団』を、作家の瀬名秀明氏が小説化!
子どものころから大のドラえもんファンである瀬名秀明が描く、繊細で愛情あふれる本書。
漫画のコマとコマの間に流れるのび太たちの切ない心情を描いていきます。
解説は、同じくドラえもんファンの作家・辻村深月氏による書き下ろし。
※この作品は単行本版『小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団』として配信されていた作品の文庫本版です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ようはん
23
基本的なストーリーは原作漫画に忠実であるが、中盤以降は独自の要素も加えられていく形に。その影響もあり最後の鉄人兵団との決戦はドラえもん達の心情描写も相まって絶望感や緊迫感が原作よりも強く感じる。2022/10/21
keisuke
6
文庫再読。のび太たちが家に帰るシーンで泣くようになっていた。親目線になったな。2022/04/26
歩月るな
6
瀬名先生初読み。元本は2011年刊行、である。なので元の映画が原作に当たる。なんかドラちゃんに対してSFとして親しんだ事がなく、アトムやロボコンも近くにいたけれど、SFそのものには馴染みが無かったので、自分が科学者にはならなかった理由もそこかなと思う。とは言え、これがまた、ノヴェライズそのもので、見事に恐怖を感じる筆致で顕現していて作家性が出ていると感じた。そりゃ子供の頃に見た映画ドラえもんはトラウマ生産機の側面もあるので、親和性は滅茶苦茶高いのである。そして、昔は自分も世界を救っていたあの人の存在も。 2022/03/28
kotaro
4
★★★★★★★★★☆2022/09/25
tekewo
3
旧版の映画は観ましたが、リメイク版はまだ観ていません。 のび太が北極で巨大ロボットの部品を拾うことから、物語は展開していく。 小説オリジナルの話が挿入されているので、ドラえもんがお好きな方は読んでみるのも一興かと思います。2022/08/31
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