内容説明
一人で行なう34の「練習課題」と日常生活で試す12の「応用課題」、そして20の「吃音Q&A」によって、吃音の理解を深め、余分な力を抜いたゆっくりな話し方を日常の困る場面で使えるようにするための書。
余分な力を抜いたゆっくりな話し方を練習するためのコツ
(1) 自分の話し方の特徴に「気づく」こと
(2) これまでの話し方と少し違う話し方を「試す」こと
(3) 新しい話し方を習慣化するために「続ける」こと
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かっちゃん
1
今年に入ってからこの本を使って6人の吃音のある友達と毎週末グループ練習をしてきました。今現在の感想として、6人全員が話しやすくなったと言ってます。それぞれの家族もみんな聞きやすくなったと言ってます。練習の効果が出るまで半年くらいかかりましたが、とても参考になりました。会話が楽しくなりました。素晴らしい本を出版してくれてありがとう。最後のQ&Aもすごく役立ちました。著者の方々の努力が感じられる内容で、読んでいて涙が出そうになりました。これからも吃音に苦労している人を助けて下さい。どうかよろしくお願いします。2019/08/15
Yuka
1
私が吃音なわけではなく、仕事でスピーチトレーニングをする中で、発声が苦手な方へのトレーニングの情報収集に。 具体的なトレーニングが数多く載っていて、それを直接やるかは置いといて、様々なアプローチがあることを知れたのは良かった。 最後のQ&Aが一番参考になった!2019/03/22
シュン
0
ザッと一周読んだだけなので、吃音克服を実感できたわけではないが、今まで分からなかった自分の癖がわかった。 本書を使ってちょっとずつ練習していきたい2022/04/26