旅は終わらない - 紀行作家という人生

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旅は終わらない - 紀行作家という人生

  • 著者名:芦原伸
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 毎日新聞出版(2022/02発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 570pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784620327310

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内容説明

まだ見ぬ人、土地、そして歴史を追って――

あてもなく無銭旅行を繰り返した若かりし頃から、雑誌社に飛び込み、取材記者を目指した時、出版社を立ち上げるまで。

雑誌「旅と鉄道」の編集長を務め、鉄道ブームを牽引してきた著者が描く、「旅に生き、旅を書く」とは?

旅を職業としてすでに40年になる。旅から旅への暮らしだったが、大学卒業後以来半世紀を暮らした東京に私はなぜかアイデンティティーを覚えない。生まれ育ったところではないからだろう。三重、名古屋、京都、札幌、神戸と、生まれながらにデラシネのように転がりながら、いつしか私の足は辺境へと向かっていた。人は生まれた土の匂いを背負い続けてゆくのだろう。(略)歴史や風土、民俗に触れることにより、旅人の視野は広がる。そうした無形の遺産を後世に残すことが、旅を書く私の仕事の最終的な意義だと思っている。(本文より)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroki Nishizumi

3
著者の自伝的エッセイ。本人は一生懸命人生を駆け抜けたと思っているようだが、傍から見たらイイ思いしてるねって感じだった。2023/02/19

Takahide✈Yokohama

0
誤記/誤字/脱字の多い本を出す天夢人の創設者による自伝。自伝だから良いのだが、序盤は郷愁(学生時代は良かった)、中盤は愚痴(会社が傾いたのは世間が悪いんだ)、そして最後は自慢(いろんな賞を受賞したんだぜぇ)が目に付く。取り上げている内容は面白いので、後ろ2つが目立たなければもっと良かった。でも190ちょっとある国の中の60か国程度で世界の隅々まで行ったと言われてもねぇ。16都道府県訪れて日本の隅々まで行ったと言っているようなものでしょ。2022/09/27

コウトク

0
この作者のことは知らなかったが、旅そして紀行文が大好きな私にとって、行きつけの本屋でこの本を見つけて迷わず購入した。表紙の色もデザインも魅力的。立派なハードブックというところも気に入った。1946年生まれなので敬愛する沢木耕太郎と同年代ということになる。鉄道中心の出版社に勤務し編集者をしばらく行っており、職業からして旅と紀行文と関わりある人生を送っている。私は自分でも無類の旅好き紀行文好きだと思っているが、ごく平凡なサラリーマンの身としては、ある意味羨ましい思いもあるが、とても楽しく興味深い本だった。2022/08/25

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