日本経済新聞出版<br> ゼミナール コーポレートファイナンス

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日本経済新聞出版
ゼミナール コーポレートファイナンス

  • ISBN:9784532135249

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内容説明

本書は,大学生,大学院生,そして社会人という幅広い読者を対象としたコーポレートファイナンス(企業財務)とバリュエーション(企業価値評価)のテキストです。「企業価値の向上」「価値創造経営」「持続可能な成長(サステナブルな成長)」という現代のビジネスのキーコンセプトは,コーポレートファイナンスから生まれたといっても過言ではありません。本テキストの内容をきちんと学ぶことで,これらの重要な考え方を正しく理解することができます。

 本書の特徴は,大きく三つあります。第一に,事業戦略や経営戦略との関係を重視していることです。コーポレートファイナンスとバリュエーションでは,企業価値,価値創造,サステナブル成長などを財務的な数値で分析します。企業の事業戦略や経営戦略と,財務数値との密接な関わりを解説します。

 第二に,ESGを取り入れていることです。ESGはサステナビリティと関係があり,コーポレートファイナンスとの親和性は高いです。この潮流を無視するわけにはいきません。本書では,第13章と終章「コーポレートファイナンスの広がり」において,ESGを重点的に取り上げました。その他の章においても,ESGとコーポレートファイナンスの関係を紹介しています。

 第三に,実際に手を動かして理解を深めてもらうために,エクセルによる財務モデルを多用していることです。手を動かしながら,コーポレートファイナンスとバリュエーションの理解を深めてください。

目次

はじめに-本テキストの特徴と使い方-
第1章 コーポレートファイナンス
第2章 バリュエーションの基礎
第3章 価値の創造
第4章 資本利益率とキャッシュフロー
第5章 ポートフォリオとCAPM
第6章 資本コストの算出
第7章 投資評価と財務モデル
第8章 企業価値評価
第9章 バリュエーションと経営戦略
第10章 クロスボーダーとベンチャーのバリュエーション
第11章 資本構成と資金調達
第12章 ペイアウトと現金保有
第13章 企業と投資家の対話―IR,エンゲージメント,ESG―
終章 コーポレートファイナンスの広がり

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たか

2
内容はまあ一般的な教科書といったところだが、Excelのワークがついているのがかなり良い。やはり言葉だけでなく数字を動かしてみて変化を見ると意味合いがよく分かる。問題集みたいなものがあれば尚良いと思った。ファイナンスの基本的なところは別の書籍で予習済みだったが、ベンチャーのバリュエーションのところは中々難しかった。また終盤のIR戦略やESGの話は正直ふわふわしていて納得感が少ない。2023/09/09

まるち

1
入門書でもかなり難しい。何度も読み返す必要がある。2023/01/01

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