内容説明
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次々と話題の新人を輩出する大藪春彦新人賞、第5回受賞作!
●今野敏 選評(抜粋)
抜群にセンスのある文体だ。普通なら無駄と思えるような日常の描写も、決して無駄になっていない。
●馳星周 選評(抜粋)
キャラクター造形も秀逸だ。なにより、全編を貫くもの悲しいトーンに惹かれた。
●徳間書店文芸編集部編集長 選評(抜粋)
ビリヤードのゲーム性と賭けが結びついたとき、こんなにもヒリヒリする緊張感を醸成できるのかと驚きました。
●あらすじ
四条大宮にある小さなビリヤード場「萬」。そこは人を引き寄せては掻き回す坩堝だった。
「中村君。あんたはまだ若いからわからんかも知れんが人生いろんなことがある。それが萬、よろづ、という意味や。いろんなことがあったとき、ここへ来たらええという意味や」
そう店主は言う。
球に魅せられた中村は、萬へ通うようになっていった。
九条の食品スーパーで働き、春海と暮らす日々。
そんな静かな日常に、突如その男は現れた。
凄腕の撞き手であることは一目見てわかった。
「賭け球で撞くか」と奴は声をかけてきて――。
※受賞作のほか、選評および受賞の言葉を収録
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