内容説明
愛されたいと願う妻を迎えたのは、冷たい独り寝のベッドだった……。
看護師のクリスティはスペイン人の夫アレッサンドロと別居中。ハンサムで有能なドクターである彼を愛しているけれど、彼が仕事ばかりで家庭を顧みないことに耐えられず家を出たのだ――まだ愛があるのなら、追いかけてきてくれると淡い期待を抱いて。しかし彼が現れるのを待つうち、一緒に連れてきた子供から家族全員で過ごしたいとせがまれ、やむなく家へ帰ることにした。みずから戻るのは本意ではなかったものの、夫との久々の再会に、クリスティは胸を高鳴らせた。だが、アレッサンドロは彼女の荷物を客用の寝室へ運ぶと、冷たく言い放った。「ここが、きみの部屋だ」
■今や英国のロマンス界を代表する作家となったサラ・モーガンによる名作をお贈りします。情熱的なスペイン人の夫と結婚して十余年。ふと気づけば、愛を抱き続けているのは自分だけかもしれないと不安に陥ったヒロインは、夫の愛と情熱を取り戻せるのでしょうか?
*本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
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シリーズ物のスピンオフ。イギリスの山岳地で育ちそこでイタリア人医師と結婚したヒロインは夜の営み以外に自分に関心を示さない夫に罰を与えようと子供を連れてロンドンへ。しかし2ヶ月経っても夫は連れ戻すどころか、子供の取り決めをするのみで、結婚の終焉を覚悟する。子供達の懇願に折れ、クリスマスには父の元に休暇中帰宅することに。夫の勤める救急外来の看護師がインフルエンザで不足しておりヒロインに応援要請があり飛びついた。母となりクリニックの看護師となった今は足手纏いだという夫を見返すために。夫婦の親友が1番素敵だった。2023/02/17