昆虫食スタディーズ: ハエやゴキブリが世界を変える(DOJIN選書)

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昆虫食スタディーズ: ハエやゴキブリが世界を変える(DOJIN選書)

  • 著者名:水野壮【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 化学同人(2022/02発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784759816921

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内容説明

毛利衛(宇宙飛行士・日本科学未来館名誉館長)氏 推薦!
地球上で100億人が持続的に生きるための知恵満載
宇宙旅行食にも可能な昆虫博士たちの未来への視点


ときに「害虫」として嫌われてきた昆虫が、救世主になる日も遠くないのかもしれない。
近年、注目を集める昆虫食について、私たちはどんなことを知っているのだろうか。
本書では、昆虫の栄養価やアレルギーのリスクといった食材の側面だけでなく、昆虫食の歴史的な背景、地球環境への影響、ビジネスとしての可能性、さらには昆虫の福祉に至るまで、さまざまな角度から昆虫食に焦点を当てる。
昆虫を賢く活用し、しなやかに共存するために。

●はじめにより
昆虫と人との関わりは、戦いの歴史だ。
農村では作物を食べる虫たちと、都市部では衛生面で悪影響を与える虫たちと人々は戦ってきた。
もともとは自然の一部だった虫たちを「害虫」として分離・単純化し、
「人類の敵としての昆虫像」をつくり上げることで、戦う相手を可視化したのである。
このことは、農作物の収量や衛生環境を劇的に改善させた。
今日の豊かな生活は、「害虫」に対する勝利の上に成り立っている。
しかし、いまや害虫という概念が活躍する時代は、終わりを告げようとしている。
効率化を高めた近代農業は、生態系に大きな負荷を与えている。
薬剤散布によって一度は勝利したかに見えた害虫との戦いは、薬剤耐性を獲得した害虫の出現により泥沼化した。
害虫を排除する精神が広がりすぎた結果、人々は過度に昆虫を嫌悪し、排除するようになった。
私たちの豊かな生活は、地球環境問題という大きな壁に直面し、さらに新しい段階に向かおうとしている。
いまや昆虫はもっとも注目を浴びている生物資源のひとつだ。
これからは、エネルギーをかけて昆虫を排除するのではなく、しなやかに共存していく必要がある。
●目次
第1章 昆虫と地球環境問題~直接的? 間接的? 昆虫を食べる時代がやってきた~
第2章 昆虫食は普及するか~人々が昆虫に望むもの~
第3章 ヒトは昆虫を食べたか~昆虫食の今と昔~
第4章 食用昆虫のリスク~既存の食品にはない未知のリスクはあるか~
第5章 昆虫が食卓へやってくる~昆虫食ビジネスの勃興~
第6章 昆虫は痛みを感じるのか~昆虫の福祉を考える時代~
第7章 昆虫食の未来~昆虫との新しい共存のかたち~

目次

1.昆虫と地球環境問題~直接的? 間接的? 昆虫を食べる時代がやってきた~/2.昆虫食は普及するか~人々が昆虫に望むもの~/3.ヒトは昆虫を食べたか~昆虫食の今と昔~/4.食用昆虫のリスク~既存の食品にはない未知のリスクはあるか~/5.昆虫が食卓へやってくる~昆虫食ビジネスの勃興~/6.昆虫は痛みを感じるのか~昆虫の福祉を考える時代~/7.昆虫食の未来~新しい昆虫との共存のかたち~

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

buuupuuu

12
昆虫は動物の肉と比較して、栄養価が高く消化吸収率もいい。その上、生産過程での環境への負荷が小さく、飼育も容易だという。2013年のFAOレポートを機に昆虫食への注目が集まってきたが、安全管理に関する国際的な枠組みづくりなど、色々なことがまだ端緒についたばかりだという。大規模で集中的な飼育体制とは別に、かつては害虫として捉えられていた昆虫を生態系の中での資源として捉え返す複合的な農業方法にも、著者は期待しているようだ。自分としては、食材そのものだけでなく、料理のレパートリーがどう広がるのかも気になる。2022/05/13

でんがん

7
昆虫食について分かり易くコンパクトにまとまっていた。環境負荷が牛などの家畜に比べて小さく、且つ高タンパク、低脂質な良いこと尽くめな昆虫食だが、冒頭写真からインパクト大で、これを食べるのは自分には無理かな〜と感じてしまった笑。2022/07/24

minochan

5
アミノ酸組成を人の栄養に都合よく品種改良できそうだったり、オフィスの天井裏で低コストに飼えたりと夢がある。アレルギーの問題も、遺伝子組み替えで解決できそう? 本書の影響でコオロギ食べて見たが、味は悪くない。周りに配っても同様の反応。10人に1人は虫と聞いただけで拒否反応を示していたが…。ただ虫嫌いはイメージの問題で、子供の頃から慣らしてやれば皆気にせず食べるようになるんじゃないかと思う。エビとかイクラとか、よく考えれば不気味なものすでに食べてるわけだし。 個人的にはじわじわ広まってくれるといいなと思う。2022/12/04

tokkun1002

3
2022年2月。日本で自給自足できる食材として注目している。色々な調理方法を確立して世の中に出して欲しい。まだ食べたことがないものばかりなので機会があれば是非挑戦したい。2022/02/26

yahiro

2
昆虫食を食べるような文化がないため、どうしてもゲテモノに思えてしまうのだが、自分の子ども、孫世代となると感覚は変わるのかもしれない、と思った。遠く類人猿までさかのぼると、昆虫も普通に食していたのだろうし、現代人が食べない理由は特にないようにも思える。向こう10年、20年で大きく認識が変わるかもしれない。2023/05/21

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