創文社オンデマンド叢書<br> 法制史論集8:近世民事訴訟法史

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創文社オンデマンド叢書
法制史論集8:近世民事訴訟法史

  • 著者名:石井良助【著】
  • 価格 ¥9,900(本体¥9,000)
  • 講談社(2022/02発売)
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内容説明

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【内容紹介・目次・著者略歴】
前巻・取引法史と表裏の関係にある民事訴訟法史を幕府法について、とくに天保改革を境とするその変化に注目して研究したもの。

【目次より】

第一編 近世民事訴訟法の体系
第一章 公事人(訴訟当事者)
一 代人
二 介添人(差添人)
三 惣代
四 特別の身分
(1) 苗字帯刀御免
(2) 牧士、能役者および将棋所
五 訴訟人と相手方との関係
(1) 親族関係に基づくもの
(2) 主従関係に基づくもの
第二章 訴訟手続
一 訴状提出
(1) 添書(添使、添簡)
(2) 目安糺
二 本目安差糺出
三 訴状裏判
(1) 訴状裏判
(2) 差紙にて呼出
四 対決
(1) 対決手続
(2) 対決およびその実際
(3) 対決中の諸問題
五 内済
六 判決
七 身代限
八 分散
おわりに
第二編 評定所
はじめに
一 式日、立合および内寄合
(1) 式日、立合
(2) 式日立合に三奉行以外の役人出席
(3) 奉行宅にて吟味の事
(4) 内寄合
二 評定所留役
第三編 近世民事訴訟法の変遷
第一章 寛政相対済令と武家掛出入手続若干の史料
一 寛政相対済令について
二 天保改革以前の武家掛借金銀出入手続若干の史料
(1) 訴訟と公事
(2) 武家に対する判決と切金申渡
(3) 度懸公事
(4) 吟味下訴状と評定所差紙
第二章 享保改革以後天保改革までの民事訴訟法の変遷(切金制の剋服過程)
第三章 天保年間における借金銀取捌方改革
一 借金銀取捌方改革
二 金銀出入取捌改革の関連事項および史料
(1) 評定所公事取扱方申合書
(2) 貸金銀出入其外評定もの取調手続書
(3) 切金員数の改正
附録
第一 裁判の歴史
第二 明治初年の民事訴訟法
第三 大名の御代替朱印改について 棚倉藩の場合
第四 幕末の代官
第五 日本法制史雑観 波動的歴史観に立って
第六 高柳、牧両博士の教えに接して
第七 再び牧、高柳両博士の教えに接して
あとがき
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石井 良助
1907-1993年。東京帝国大学法学部法律学科卒業。東京大学教授を務めたのち、東京大学名誉教授。専門は日本法制史。
著書に、『中世武家不動産訴訟法の研究』『日本法制史概説』『日本不動産占有論』『天皇 天皇統治の史的解明』『日本史概説』『大化改新と鎌倉幕府の成立』『江戸の刑罰』『江戸の離婚 三行り半と縁切寺』『吉原 江戸の遊廓の実態』『江戸町方の制度』『略説日本国家史』『日本婚姻法史』『日本団体法史』『近世関東の被差別部落』『民法典の編纂』『日本相続法史』『近世取引法史』『天皇』『近世民事訴訟法史 正続』『日本刑事法史』など多数ある。

目次


目次
第一編 近世民事訴訟法の体系
第一章 公事人(訴訟当事者)
一 代人
二 介添人(差添人)
三 惣代
四 特別の身分
(1) 苗字帯刀御免
(2) 牧士、能役者および将棋所
五 訴訟人と相手方との関係
(1) 親族関係に基づくもの
(2) 主従関係に基づくもの
第二章 訴訟手続
一 訴状提出
(1) 添書(添使、添簡)
(2) 目安糺
二 本目安差糺出
三 訴状裏判
(1) 訴状裏判
(2) 差紙にて呼出
四 対決
(1) 対決手続
(2) 対決およびその実際
(3) 対決中の諸問題
五 内済
六 判決
七 身代限
八 分散
おわりに
第二編 評定所
はじめに
一 式日、立合および内寄合
(1) 式日、立合
(2) 式日立合に三奉行以外の役人出席
(3) 奉行宅にて吟味の事
(4) 内寄合
二 評定所留役
第三編 近世民事訴訟法の変遷
第一章 寛政相対済令と武家掛出入手続若干の史料
一 寛政相対済令について
二 天保改革以前の武家掛借金銀出入手続若干の史料
(1) 訴訟と公事
(2) 武家に対する判決と切金申渡
(3) 度懸公事
(4) 吟味下訴状と評定所差紙
第二章 享保改革以後天保改革までの民事訴訟法の変遷(切金制の剋服過程)
第三章 天保年間における借金銀取捌方改革
一 借金銀取捌方改革
二 金銀出入取捌改革の関連事項および史料
(1) 評定所公事取扱方申合書
(2) 貸金銀出入其外評定もの取調手続書
(3) 切金員数の改正
附録
第一 裁判の歴史
第二 明治初年の民事訴訟法
第三 大名の御代替朱印改について 棚倉藩の場合
第四 幕末の代官
第五 日本法制史雑観 波動的歴史観に立って
第六 高柳、牧両博士の教えに接して
第七 再び牧、高柳両博士の教えに接して
あとがき