立東舎<br> 歌劇とレビューで読み解く 美しき宝塚の世界

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立東舎
歌劇とレビューで読み解く 美しき宝塚の世界

  • ISBN:9784845637126

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内容説明

レビューがわかれば、観劇がもっと楽しくなる!
宝塚研究で博士号を取得した著者による、宝塚をよりディープに知るための案内書。

《ベルサイユのばら》《エリザベート》から《ルパン三世》まで、歴代の名作も数多く登場!
100年以上の歴史を持ち、兵庫県の宝塚市と東京の日比谷に専用劇場を所有する宝塚歌劇。
本書では、その目玉のひとつである「レビュー」をキーワードに、宝塚歌劇を様々な角度から深く掘り下げ、その魅力の真髄に迫っていきます。
劇団の歴史や美学、演出の特徴などを知ることで、観劇のきっかけとなり、また観る前の予習としても使える1冊。巻末には「宝塚名作紹介」として、歴代の傑作をじっくり取り上げています。

【レビューとは?】
宝塚を観劇したことがない人でも、レビューの概念を知らない人でも、「タカラヅカ」と聞けば、男役の存在の他に、大きな羽根を背負っているスターの姿やラインダンス、電飾が光る大階段などを思い浮かべるのではないだろうか。それらは全てレビューと呼ばれる歌と踊りをメインにした演目のワンシーンである(本文より)。

カバーイラスト:Sakizo

【目次】
1 「夢の世界 タカラヅカ」の誕生
2 「演劇」としての宝塚歌劇
3 《ベルサイユのばら》の衝撃
4 レビューとタカラジェンヌ
付録 宝塚名作紹介

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さなこ

6
先日初めて宝塚観劇をしました。キラキラした「一見さんお断り」的な独特のイメージが強かったのですが、全然わかっていない私と友人も思わず見惚れてしまう舞台でした。イメージ先行でなく宝塚のレビューについて知りたいと思い、目についたこちらを読みました。宝塚の歴史とともにレビューについての解説、上演された舞台作品を交えての宝塚の面白さなど、読みやすい内容になっています。ベルばらやエリザベートなど有名な大作も観てみたいですが、この本の解説を踏まえての2回目の観劇をしたいところです。2022/07/16

カピリコ

1
宝塚で論文を書いた著者の本は面白そうだと購入。宝塚は年に数回は観に行くものの、レビューの成り立つまでについてなどは知らなかったなと。以前大学の日本文化の授業でパリゼットがレビューの最初と習ったが、いやその前にモン・巴里があるのか。現在のレビューを構成したのはパリゼットが最初だとしても、今授業を受けていたら訂正していた。引用される文献のスターをみると2010年代前半のファンなのか?と思いきや05月エリザの後あるトップコンビにどハマリと。誰だろう。巻末の名作紹介は再演のないオリジナル多し。作品は著者の好みか?2022/11/24

masakinoko7232

1
歴史、様式、魅力など、宝塚の全てを詳しく丁寧に解説している。おすすめの劇、レビュー/ショーも最後に書かれている。2022/11/14

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