創文社オンデマンド叢書<br> 経済と社会:法社会学

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創文社オンデマンド叢書
経済と社会:法社会学


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内容説明

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【内容紹介・目次・著者略歴】
第2部第1章・第7章。新しい法規範の成立、カリスマ支配と法発見など、合理化の問題が法を中心に論じられる。

【目次より】
凡例
〔第二部経済と社会的・諸秩序および諸力〕
第一章 経済と社会的諸秩序
第一節 法秩序と経済秩序
第二節 法秩序、習律および習俗
第三節 経済に対する法強制の意義と限界
第七章 法社会学
第一節 事項的な法領域の分化
第二節 主観的権利の設定の諸形式
第三節 客観的法の形態性格
第四節 法思考の諸類型と法名望家
第五節 法の形式的合理化と実質的合理化、神政政治的な法と世俗的な法
第六節 官権法と家産店主的法定立、法典編纂
第七節 革命によって作られた法の形式的な諸性質、自然法とその諸類型
第八節 近代法の形式的諸性質
訳者あとがき

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ウェーバー,マックス
1864-1920年。西洋近代について考察したドイツの法学者・経済学者・社会学者。代表作は『仕事としての学問』『仕事としての政治』『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』などがある。

目次

凡例
第一章 経済と社会的諸秩序
第一節 法秩序と経済秩序
一 法秩序の法学的および社会学的な概念と意味
二 法秩序の個人に対する社会学的・経済的作用、国家法と非国家法
第二節 法秩序、習律および習俗
一 法形成に対する慣習の意義
二 「暗示」と「感情移入」とによる新秩序の形成
三 習律・習俗および法の間における流動的な移行
第三節 経済に対する法強制の意義と限界
第七章 法社会学
第一節 事項的な法領域の分化
一 「公法」と「私法」
二 「請求権を付与する法」と「行政規則」
三 「統治」と「行政」
四 「刑法」と「民事法」
五 「不法」と「犯罪」
六 「インペリウム」、「権力制限」と「権力分割」
七 「法」と「訴訟」
八 合理的な法思考の諸カテゴリー
第二節 主観的権利の設定の諸形式
一 「法命題」の論理的カテゴリー、「自由権」と「授権命題」、「契約の自由」
二 契約自由の発展、「身分契約」と「目的契約」、目的契約の法史的由来
三 「契約自由」のさまざまな実際的意義と契約自由の限界
四 契約の自由、自律と団体の法人格
五 法共同体における自由と強制
第三節 客観的法の形態性格
一 新しい法規範の成立の問題、「慣習法」
二 法発展の事実的諸要因、利害関係者の行為と法強制
三 始源的な紛争解決の非合理的な性格
四 カリスマ的な法創造と法発見
五 法創造の担い手としての「法名望家」
六 ディングゲノッセンシャフト的法発見
第四節 法思考の諸類型と法名望家
一 経験的法教育と合理的法教育、弁護士による訓練と大学における訓練
二 神政政治的法教育
三 大陸の法名望家と中世の「法書」
四 ローマの法律家とローマ法の形式的諸性質
第五節 法の形式的合理化と実質的合理化、神政政治的な法と世俗的な法
一 法形式主義の意義とその一般的諸条件
二 法の実質的合理化、宗教法
三 インド法
四 中国法
五 イスラム法
六 ペルシア法
七 ユダヤ法
八 カノン法
第六節 官権法と家産店主的法定立、法典編纂
一 インペリウム
二 家産君主の法の「身分制的」構造と「家父長制的」構造
三 法典編纂を推進する諸力
四 ローマ法の継受と近代的な法論理の発展
五 家産制的法典編纂の類型
第七節 革命によって作られた法の形式的な諸性質、自然法とその諸類型
一 フランス民法典の特質
二 実定法の規範的基準としての自然法
三 自然法の諸類型、自然法と自由権
四 形式的・合理的な自然法の実質的・合理的な自然法への転化
五 自然法的諸公理の階級関係性
六 法創造と法発見とに対する自然法の実際的影響
七 自然法的公理論の解体、法実証主義と法曹身分
第八節 近代法の形式的諸性質
一 近代法における法の分裂
二 近代的な法発展における反形式的な諸傾向
三 現代のアングロ・サクソン法
四 素人裁判と近代法曹身分の身分的諸傾向
訳者あとがき