創文社オンデマンド叢書<br> ロマンティシズムと現代神学

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創文社オンデマンド叢書
ロマンティシズムと現代神学

  • 著者名:小田垣雅也【著】
  • 価格 ¥3,850(本体¥3,500)
  • 講談社(2022/02発売)
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内容説明

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【内容紹介・目次・著者略歴】
相対主義と科学技術の中で信仰が直面する困難に、ロマンティシズムによる全体性の回復を通して、キリスト教の可能性を探究する。

序説
第一部 ロマンティシズムの定義
I ロマンティシズムと現代
一 ロマンティシズムの非閉鎖的本性 二 ロマンティシズムと自己 混沌 発展 三 ロマンティシズムと知性の断絶 実存主義 弁証法的神学 四 ロマンティシズムの存在論と神
II ロマンティシズムと歴史
一 ハルナック史学とペリカン史学 二 歴史には「裸の事実」はない 三 歴史の個性と伝統の尊重 史的・批判的歴史学批判
III 近代のロマンティシズムと神学 その閉鎖性と非閉鎖性
一 近代のロマンティシズム 二 ルソーとロマンティシズム 三 シュライエルマッハーの神学について 四 シュライエルマッハーとカント 五 コウルリッジとその時代 六 理性と悟性 コウルリッジとカント 七 コウルリッジと神 八 第III章の結び
第二部 ロマンティシズムと現代神学 現代神学概説
はじめに
IV 現代神学の非閉鎖性について
A パラダイム論と神学
一 パラダイムの共約不可能性と神 二 反証主義 検証主義 無政府主義 三 反証主義も無政府主義も神学史の実情には合っていない
四 パラダイムに対する神学者たちの誤解
B 反証主義と現代神学 現代神学の古典時代
一 思想の発展と反証主義 二 近代に対する反証主義的思想としてのマルキシズムと実存主義 三 近代に対する反証主義と神学 バルト神学 四 史的イエスに対する否定的態度と反証主義 五 神の問題と反証主義
C  神学の非閉鎖性について 一九七〇年以降の神学
一 現代のパラダイム 知の徹底的相対主義 二 マス・カルチャーの時代 三 現代神学の非閉鎖的性格 言葉の問題と解釈学的神学 四 脱構築 プロセス神学 解放の神学 五 教義学的神学から非閉鎖的神学へ
V フェミニスト神学について
一 フェミニスト運動の本意 二 キリスト教と女性蔑視 三 フェミニズムと近代科学 四 フェミニスト聖書学の矛盾 五 フェミニスト神学と聖書 神学 六 フェミニスト神学と神
VI 諸宗教の神学について
一 歴史神学の相対性と弁証法的神学 二 諸宗教間の「理」としての断絶と「事」としての断絶 三 キリスト教中心主義的視点 四 神中心主義的視点 五 救済論中心主義的視点 六 宗教の絶対性と相対性
終章 生とユーモア ロマンティシズムの神学序説
一 排他性と普遍性 二 生とユーモア 三 生と憧憬 四 生と交わり
あとがき


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小田垣 雅也
1929年生まれ。青山学院大学、ドルー大学卒。日本基督教団補教師、国立音楽大学元教授。哲学博士。著書に『解釈学的神学』『知られざる神に』『哲学的神学』『現代思想の中の神』『神学散歩』『ロマンティシズムと現代神学』『四季のパンセ』、学術文庫に『現代のキリスト教』など多数。訳書に『神への誠実』『文化史の中のイエス』などがある。

目次

目次
序説
第一部 ロマンティシズムの定義
I ロマンティシズムと現代
一 ロマンティシズムの非閉鎖的本性
二 ロマンティシズムと自己 混沌 発展
三 ロマンティシズムと知性の断絶 実存主義 弁証法的神学
四 ロマンティシズムの存在論と神
II ロマンティシズムと歴史
一 ハルナック史学とペリカン史学
二 歴史には「裸の事実」はない
三 歴史の個性と伝統の尊重 史的・批判的歴史学批判
III 近代のロマンティシズムと神学 その閉鎖性と非閉鎖性
一 近代のロマンティシズム
二 ルソーとロマンティシズム
三 シュライエルマッハーの神学について
四 シュライエルマッハーとカント
五 コウルリッジとその時代
六 理性と悟性 コウルリッジとカント
七 コウルリッジと神
八 第III章の結び
第二部 ロマンティシズムと現代神学 現代神学概説
はじめに
IV 現代神学の非閉鎖性について
A パラダイム論と神学
一 パラダイムの共約不可能性と神
二 反証主義 検証主義 無政府主義
三 反証主義も無政府主義も神学史の実情には合っていない
四 パラダイムに対する神学者たちの誤解
B 反証主義と現代神学 現代神学の古典時代
一 思想の発展と反証主義
二 近代に対する反証主義的思想としてのマルキシズムと実存主義
三 近代に対する反証主義と神学 バルト神学
四 史的イエスに対する否定的態度と反証主義
五 神の問題と反証主義
C  神学の非閉鎖性について 一九七〇年以降の神学
一 現代のパラダイム 知の徹底的相対主義
二 マス・カルチャーの時代
三 現代神学の非閉鎖的性格 言葉の問題と解釈学的神学
四 脱構築 プロセス神学 解放の神学
五 教義学的神学から非閉鎖的神学へ
V フェミニスト神学について
一 フェミニスト運動の本意
二 キリスト教と女性蔑視
三 フェミニズムと近代科学
四 フェミニスト聖書学の矛盾
五 フェミニスト神学と聖書 神学
六 フェミニスト神学と神
VI 諸宗教の神学について
一 歴史神学の相対性と弁証法的神学
二 諸宗教間の「理」としての断絶と「事」としての断絶
三 キリスト教中心主義的視点
四 神中心主義的視点
五 救済論中心主義的視点
六 宗教の絶対性と相対性
終章 生とユーモア ロマンティシズムの神学序説
一 排他性と普遍性
二 生とユーモア
三 生と憧憬
四 生と交わり
あとがき