創文社オンデマンド叢書<br> ヘーゲル論理学と時間性 「場所」の現象学へ

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創文社オンデマンド叢書
ヘーゲル論理学と時間性 「場所」の現象学へ

  • 著者名:大橋良介【著】
  • 価格 ¥6,545(本体¥5,950)
  • 講談社(2022/02発売)
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内容説明

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【内容紹介・目次・著者略歴】
ヘーゲル論理学を破壊し新しいカテゴリー論を展開した、ハビリタチオン(ドイツの大学教授資格)論文。

【目次より】
まえがき
凡例
序文 「場所」の現象学の構想
第一節 現象学の根本可能性としての「放下」
第二節 現象学の根本事象としての「場所」
第三節 着手の場としてのヘーゲル論理学
本論 論理的カテゴリーを時間性に還元すること
第一章 始まりと瞬間-場
第四節 「論理的なもの」一般の破-壊
第五節 「論理的媒介」の破-壊
第六節 「論理的否定」の破-壊
第七節 論理学を時間性へ向けて解釈すること
第二章 有のカテゴリーと現在性
第八節 純粋有 直接の現在性
第九節 定有 生成した現在性
第十節 自立有 絶対の現在性
第十一 節量 反復された現在性
第十二節 節度 二重に完成された現在性
第三章 本質のカテゴリーと既在性
第十三節 仮象 直接の既在性
第十四節 本質性 反照された既在性
第十五節 根拠 絶対の既在性
第十六節 現象 レアルな既在性
第十七節 現実性 既在性の現在
第四章 概念のカテゴリーと将来性
第十八節 概念 直接の将来性
第十九節 判断 立ち現われる将来性
第二十節 推論 絶対の将来性
第二十一節 客観性 即自的で自立的な将来性
第二十二節 理念 時間性一般の時熟
第五章 カテゴリーと時間性
第二十三節 「論理的」カテゴリー一般の破-壊 アリストテレスを顧慮して
第二十四節 瞬間と「死の自覚」
第二十五節 場所時間と場所のカテゴリー
付録
一 「ヘーゲルの絶対者への問い 絶対者と絶対無」(ミュンヘン大学ゼミナール冒頭講義)
二 カントのカテゴリーと時間性 「図式」時間から「図式」場所へ
三 歴史時間と歴史カテゴリー 道元の「有時」より

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大橋 良介
1944年生まれ。哲学者、美学者。元大阪大学教授、京都工芸繊維大学名誉教授。京都大学文学部哲学科卒、ミュンヘン大学文学部哲学科博士課程修了。哲学博士。著書に、『「切れ」の構造――日本美と現代世界』 『西田哲学の世界――あるいは哲学の転回』『悲の現象論・序説――日本哲学の六テーゼより』『聞くこととしての歴史――歴史の感性とその構造』『日本的なもの、ヨーロッパ的なもの』(増補版)『感性の精神現象学――ヘーゲルと悲の現象論』『西田幾多郎――本当の日本はこれからと存じます』などがある。

目次

まえがき
凡例
序文 「場所」の現象学の構想
第一節 現象学の根本可能性としての「放下」
第二節 現象学の根本事象としての「場所」
第三節 着手の場としてのヘーゲル論理学
本論 論理的カテゴリーを時間性に還元すること
第一章 始まりと瞬間-場
第四節 「論理的なもの」一般の破-壊
第五節 「論理的媒介」の破-壊
第六節 「論理的否定」の破-壊
第七節 論理学を時間性へ向けて解釈すること
第二章 有のカテゴリーと現在性
第八節 純粋有 直接の現在性
第九節 定有 生成した現在性
第十節 自立有 絶対の現在性
第十一 節量 反復された現在性
第十二節 節度 二重に完成された現在性
第三章 本質のカテゴリーと既在性
第十三節 仮象 直接の既在性
第十四節 本質性 反照された既在性
第十五節 根拠 絶対の既在性
第十六節 現象 レアルな既在性
第十七節 現実性 既在性の現在
第四章 概念のカテゴリーと将来性
第十八節 概念 直接の将来性
第十九節 判断 立ち現われる将来性
第二十節 推論 絶対の将来性
第二十一節 客観性 即自的で自立的な将来性
第二十二節 理念 時間性一般の時熟
第五章 カテゴリーと時間性
第二十三節 「論理的」カテゴリー一般の破-壊 アリストテレスを顧慮して
第二十四節 瞬間と「死の自覚」
第二十五節 場所時間と場所のカテゴリー
付録
一 「ヘーゲルの絶対者への問い 絶対者と絶対無」(ミュンヘン大学ゼミナール冒頭講義)
二 カントのカテゴリーと時間性 「図式」時間から「図式」場所へ
三 歴史時間と歴史カテゴリー 道元の「有時」より