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内容説明
人の話を聞いても、本を読んでも、映画を見ても、人に話をする時にも、もちろん仕事をするにも、絶対必要な力は「要約力」だ。的確に相手の言いたいことを理解し、要点を押さえる力をつければ、仕事はスムーズに進み、人の心をつかむことができる。現代に必要な要約力を身につけるにはどうすればいいか、基本技からそのためのトレーニング、さらに高い自分なりのコメントをつける「要約力」を鍛える方法を開示する。
目次
はじめに
第一章 今こそ必要な「要約力」
「要約力」こそが現代に必要な力
「要約力」の効用とは何か
第二章 「要約力」こそが生きる基本である
「要約力」があれば的確な状況把握ができる
内なる「要約力」を鍛えて状況を突破する
「共同主観」を整えることが仕事のスタート
優れたサッカーチームに見る「要約力」の爆発
成功者の重要なポイントは本質をつかむ力
究極の「要約力」は定義に行き着く
フェルトセンスを言語化できれば悩みは解決する
第三章 「要約力」がない人のための基本技
1 要約するには準備が必要。一分の「要約準備タイム」を設定しよう
2 頭の中でまとめる。冒頭に共通項を話せば賢く見える
3 最初のところを長くしすぎない
4 スタートとゴールを決め、置き石を置く
5 背骨をみつけて肉付けする
6 置き石の代わりにキーワードを置いてもいい
7 キーワードの中のパワーワードをさりげなく入れ込む
8 ゴシック体で会話してみる
9 グラフに注目すると究極の要約になる
10 イラストはそれだけで要約になる
11 困ったときの裏技を覚えておこう
第四章 「要約力」トレーニング
1 新書一冊を三〇秒で要約するトレーニング
A4の紙一枚にまとめてみよう
2 コボちゃん作文トレーニング
四コマ漫画で楽しく「要約力」が身につく
最後のオチまで到達するのが目標
余韻を残したいときは問いをひと言いれるといい
3 一五秒近況報告トレーニング
何度もくり返すたびにうまくなる
4 英語の長文を使って骨格を見つけるトレーニング
関係代名詞や修飾語を( )で囲う
5 映画のストーリーを起承転結で話すトレーニング
起承転結の四つのブロックに分けて話す
ネタバレをさけるには配慮の「……」を使う
要約が面倒なときは「意外な真実を知ることになる」でいい
6 ドラマやアニメの一話分を要約するトレーニング
体言止めを使ってわかりやすい要約をつくろう
そのまま要約になるタイトルをつけてみる
そぎ落としても話が通じる限界まで削っていく
7 小説の要約文を書いてみよう
出版社各社の要約を比べてみる
人をひきつける問いを最初に立ててみる
要約 あらすじとは限らない
解釈を要約に変えるトレーニングは長大作品に使える
8 教科書を使って概念を要約するトレーニング
事実の差列だけが要約ではない
概念がつかめなければ要約の意味がない
9 自分自身のプロフィールを書いてみよう
よけいなひと言は書かない
言葉をセレクトするセンスも重要
10 商品の紹介を書いてみよう
クールな説明より欲望を刺激するものを
疑問をあらかじめつぶしておく
11 お店の紹介を書いてみる
主観と客観のバランスが大事
12 うまく要約できないときは「規制」をかけるトレーニング
規制が多い俳句はトレーニングにうってつけ
和歌でラブレターを書いてみよう
第五章 さらに高い「要約力」
主観と客観のバランスをとるといい要約になる
客観的な事実の精度を高める
骨格+シャトーブリアン的な肉をつける
めざすは「要約力」+「コメント力」
要約に感想をつけることで一段上の要約になる
リード文が書けるとインパクトのある要約になる
『ツァラトゥストラ』に見る章ごとの要約
印象的な強い言葉で自分なりの名言をつくってみよう
達人たちの名言に学ぶ
三つつなげて、視点をつくる
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
fusarian
ひこぼし
タッキー
ありえない犬
お惣菜パン
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