おはなしSDGs 人や国の不平等をなくそう 明日香さんは負けない

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おはなしSDGs 人や国の不平等をなくそう 明日香さんは負けない

  • 著者名:福田隆浩【作】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 講談社(2022/02発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065258705

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内容説明

【物語の概要】
大好きなお兄ちゃんが連れてきた婚約者、明日香さんは車椅子に乗っていた。笑顔が素敵な人だけど、でもどうして……?とつい思ってしまった奈美。やがて奈美は明日香さんが取り組む「障がい者アート支援」や「ジョブコーチ」などの仕事を知ることに。

【シリーズ「おはなしSDGs」の特色】
・各児童文学賞受賞作家やベストセラー作家など、現代を代表する一流童話作家の書き下ろし作品です。「物語の楽しさ」を第一に書かれた作品は、どの一冊をとっても、すぐれた児童小説として楽しむことができます。
・実力のあるイラストレーターによる挿絵が多数掲載され、確実に物語を読み通す手助けとなります。
・各巻とも、SDGsが掲げる17のゴールのうちの一つがテーマとなっており、いま世界が協力してその目標に向かわなくてはならない理由が自然と理解できるストーリーが展開されます。
・本文中に、物語とリンクさせるかたちで、関連する図表、グラフ、年表などが入ります。さらに、各巻の巻末で、テーマとしたSDGsのゴールについてくわしく解説しますので、テーマ学習の教材としても使用できます。
・SDGs全体について解説する「総論編」も刊行します。さまざまなゴールをテーマにした物語と、「総論編」を併読することで、SDGsについての理解がさらに深まるように設計されています。
・80ページ(一部カラー)。朝読書にもぴったりのボリュームです。

【シリーズ「おはなしSDGs」のラインナップ】
総論SDGsとは何か(那須田淳)/貧困をなくそう(安田夏菜)/ジェンダー平等を実現しよう(戸森しるこ)/安全な水とトイレを世界中に(石崎洋司)/エネルギーをみんなにそしてクリーンに(森川成美)/つくる責任つかう責任(小林深雪)/気候変動に具体的な対策を(楠木誠一郎)/海の豊かさを守ろう(佐藤まどか)/陸の豊かさも守ろう(吉野万理子)/平和と公正をすべての人に(小手鞠るい)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒラP@ehon.gohon

20
車椅子利用者の明日香さんの行動力を通して、障害のことを理解するお話しです。障害者就労支援については、B型就労、A型就労がモデルになっているようですが、垣根を取り払うということでは、子どもたちにわかりやすい内容だと思います。 偏見や先入観で作られた格差是症の本だと思います。 文末で解説された経済格差については、ちょっと飛躍も感じました。2023/07/15

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

15
おはなしSDGsシリーズ。障害があるから、と全てを諦めることはない、けれどサポートは必要。その手を差し出すことが当たり前のようにできる社会にしていかなくてはならない。 【SDGs10 人や国の不平等をなくそう】2022/04/09

遠い日

7
「おはなしSDGs」シリーズ10。「人や国の不平等をなくそう」。障害を考える。車椅子に乗ったあすかさんはいとこのお兄ちゃんの婚約者。結婚前に紹介されて、おずおずと奈美は明日香さんのことを知っていく。バイタリティーあふれる明日香さんだが、自分でできることとがんばりすぎず他者にてを貸してもらうところをうまく振り分けている。どう手伝えばいいのかわからなかった奈美も、ちゃんとそのバランスを飲み込んでいく。足りないところを補い合うこと。それが大切だと気づく。足りない自分を恥じることはないのだと。2022/04/23

チロル

6
図書館本。「おはなしSDGs」シリーズ10作目。「人や国の不平等をなくそう」…… 前回、わたしが読んだ4作目『未来のハッピースクール計画! 』(質の高い教育をみんなに)にも通じる部分があるなぁ と思いながら読みました🌱 色んな人がいるし、失礼ながら正直に言うと 面食らう事もあります。だけど、この物語の明日香さんは自分を受け入れて 尚且つ、障害のある方々の就労支援をされている とても素敵な人だなぁと思いました(*^v^)障害があるとしても、必ず人には 光る部分が絶対にある。その良さを引き出す環境って素敵✨2023/10/25

ちい

4
SDGsのうちの一つのテーマを子どもに分かりやすく伝えるためだとは分かっているものの、ストーリーの中に出てくる展覧会を『障害者アート』と、障害者という枠ありきで括られていることに、違和感を感じた。 ひとつのアート、アーティストでは駄目なのか。 『障害者アート』と言うと、“障害者なのに” こんな風にできます、みたいに、聞こえるから。 何を感じるかは、人それぞれ。 だが、私は違和感を抱いた。2022/09/16

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