内容説明
SDGsの超基本
ごみの本質を知って
暮らしの未来を考え
ゼロ・ウェイスト社会へ
日本にもリサイクル率80%の町がある!!
14歳から読める! わかる! カラー図版満載の“図解でわかる”シリーズ第19弾!
●Part 1 世界はごみで溢れている
●Part 2 人類とごみの歴史
●Part 3 ごみの行方を追う
●Part 4 ごみゼロ社会への道
【目次より】
あらゆる産業はごみを出す
食料の3分の1が捨てられている
大量に廃棄される衣料品
新型コロナの世界的流行で懸念される医療廃棄物の行方
捨てるものがほとんどなかったリサイクル都市、江戸
ごみ由来の温室効果ガスが地球温暖化の一因に
世界のごみ処理法・焼却かリサイクルか
リサイクルを推進するEUと韓国の取り組み
「ごみ貿易」という名の途上国へのごみの押しつけ
燃やさない、埋め立てない・循環を目指すゼロ・ウェイスト
食品ロス対策として注目されるフードドライブやフードシェア
売れ残り品の廃棄禁止を法律で定めたフランスの挑戦
ごみを出さない循環型社会は地産地消から始まる ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アセロラ
3
消費者の意識が変われば、企業の大量生産も変わると思います。リサイクルありきで大量消費するのではなく、ごみになるものを買わない、ごみになるものを作らないことが大切だと再認識しました。以前ごみ関連の本はいくつか読みましたが、妊娠と出産で便利な使い捨てのものを求めてしまっていました。それはそれで便利ですが、ごみ問題を改めて考えるきっかけになりました。2022/04/13
fumikaze
2
最近はゴミのことばかり考えている私です(笑)。そもそもは、本来は世の中にゴミなんて無いのではなかろうか。それをゴミと思うかどうかは私達にかかっているのでは。(船橋図書館)2024/01/30
nem-nem
2
日本の実績。データを見て唖然。つまりその根底にある"ごみゼロ社会"への意識の低さに唖然。むかしからそうだったわけじゃなくて、よくできている時代もあったんだ。逆に、むかしは残念でも今は成果を上げている国もある。時間がかかっても意識改革をすればできるということだ。今からでもほんの小さなことでも、はじめよう。 14歳から、というよりすべての人が対象の本。2022/06/05
Go Extreme
1
世界はごみで溢れている: 世界の一般ごみ年間20億トン・2050年までには34億トン 世界の産業廃棄物118億トン 食品ロスと食品廃棄・食料の3分の1が廃棄 宇宙ごみ・1億個 人類とごみの歴史: 自然界に「ごみ」はない・すべてが循環 人類は文明の幕開けとともにごみ問題に直面 古代ローマ・衛星観念とゴミ対策 ごみの行方を追う: 焼却かリサイクルか 家庭から最終処分場まで 物質不滅とエントロピーの法則 ごみゼロ社会への道: SDGsが目指すごみを出さない社会 ごみ処理のヒエラルキー ごみゼロ生活の第一歩2022/06/28
のん@絵本童話専門
0
大量廃棄の背景にあるのは私たちの日々の小さな欲望。シリーズの『プラスチックと環境問題』とほぼ同じ内容。高学年〜2024/03/17