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内容説明
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「あー、わてにたくさんのうでがあったらなあ。田うえがあっというまにおわるんだが……」
今日も田植えをサボっていためんどうくさがりやのお百しょう・きさく。
ところが、うつくしい白キツネにであったことで人生が一変!
キツネから六本のうでをもらい、村一ばんのはたらきものとなったきさくは、みんなにしたわれ、ついには村一ばん気だてのよい、よしさんをおよめにもらう。
しかし、白キツネは大きなひみつをかくしていて……!?
のどかな時代、お百しょうさんときつねのユーモアあふれるかけあいを描いたオールカラー絵本。
(※本書は2020/5/17に発売し、2022/2/10に電子化をいたしました)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
25
きさくが白ぎつねにもらった阿修羅の腕は、本人だけの思いこみでした。それでも、白ぎつねの暗示の効果はとびぬけていました。 やる気になれば自己暗示で、信じられない力が出るということでしょうか。 素敵なお嫁さんまでもらってのハッピーエンド。 ちょっと変わったお話ですが、面白く読みました。2021/10/07
anne@灯れ松明の火
23
新着棚で。昔話に惹かれて。面倒くさがりの百姓・きさくは、沢山の腕があったら、田植えが楽だと思っている。そこに偶然現れた白キツネ。不思議なことに話ができて、仲良くなりたいと餌のノネズミを取って差し出すと、キツネはお礼に……。きっかけがあれば、人間は変われるんだね。篠崎三朗さんの絵が力強い。2020/06/08