内容説明
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アニメ産業は受注産業であり、その不安定な構造の中でも、長らく常時の生産ラインを抱えることなくフリーランスを中心として労働力を満たしてきた。だが、アニメ産業は同時に熟練した労働者が必要な労働集約的な産業でもある。そうした産業が継続されるには、労働者が長期にわたって「働き続けたい」と思う必要がある。一見すると不安定な状況下で就業継続しているアニメーターの「当事者の論理」に注目することで、フリーランスのキャリアを社会学的に捉える意義と可能性を提示する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
富士さん
5
インタビューを中心としたアニメ産業労働論。必ずしもアニメーターだけではないですが、膨大な量がありながら研究に活用されてこなかったアニメ誌の記事や独自取材をもとに議論されています。これまで目についた論点を声高に叫ぶだけだった受け身なアニメ産業の労働問題を研究者側から積極的に資料を集めて、独自の方法と視点で議論しようというもので、アニメ産業の労働問題を「研究」と呼べるものにした、意義のある仕事です。問題は、わずかな質的資料から業界全体の変遷まで議論していいかですが、それを解決するのは続く者の責任です。2023/10/01
takao
2
ふむ2023/06/13
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