新潮文庫<br> 初恋さがし(新潮文庫)

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新潮文庫
初恋さがし(新潮文庫)

  • 著者名:真梨幸子【著】
  • 価格 ¥737(本体¥670)
  • 新潮社(2022/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101037615

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内容説明

忘れられないあの人、お探しします。どうか安心してご依頼ください――。高田馬場駅から徒歩5分、所長もスタッフも全員女性のミツコ調査事務所。訪れる依頼人たちが求めているのは、甘酸っぱい思い出の余韻? ふたたび燃え上がる恋心? それとも。眠っていた過去を呼び覚ますとき、怨嗟の血がとめどなく流れる……。秘密と殺意が絡み合い、戦慄のラストへと疾走する、イヤミスの臨界点!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

machi☺︎︎゛

98
久々の真梨幸子さん。他の作家さんがこのテーマで書いてもラストは絶対こんなんならないよね。っていう展開とラスト。出てくる人全員嫌いだわー。あなたの初恋の相手探します。真梨幸子さんがこれを書いて甘酸っぱい思い出が蘇るわけない。7編に分けてあるけど全部が繋がっている話。会わなければよかった。と最後に言い残して亡くなった人。後味悪すぎ。イヤミスも十分に楽しめた。2023/12/12

タイ子

96
<カルピスは初恋の味がする>知ってました?このコピーが生まれたのは大正11年ですって。真梨さんに限ってこんな爽やかな作品であるわけがない。全員女性の調査事務所に持ち込まれる多種多様な依頼。どれもこれもまともな人はおらんのかい!と言いたくなる程の心が屈折している人ばかり。途中、登場人物がわさわさ出てきて(真梨さんらしいけど)読み返したり、頭がこんがらがりそうに。表題の「初恋さがし」小学校の時の憧れの先生は今どうしてる?探しました、居ました。記憶の怖さがまざまざと…。終盤に向かって浮かび上がる人物像に唖然!2022/03/25

アッシュ姉

82
初恋の人を探しますを売りにする調査事務所に持ち込まれる依頼がとんでもない事態を巻き起こす甘酸っぱさゼロの連作短編。ストーリーよりも所々で語られる毒舌の考察が面白くて楽しかった。思っていることをそのまま言えない今の世の中にズバッと言ってくれる真梨節が心地よい。2022/10/28

優希

57
短編集と思いきや、最後に全てが回収されていくのに驚かされました。秘密と殺意が絡み合い、見せるのは旋律のラスト。イヤミス万歳ですね。2022/08/29

akiᵕ̈*

52
"忘れられないあの人、お探しします。どうか安心してご依頼ください”って、とてもじゃないけど、絶対依頼できません!笑。『初恋さがし』を謳い文句にしたミツコ調査事務所。ここで働く女性は元被害者で相談に来た人たちでミイラとりがミイラにという曰く付きばかり。登場人物が次々と増えていき、それぞれの視点から見ていくと、その腹黒さはまさにイヤミス!ここは期待を裏切らない。根に持った恨み、被害妄想、束縛と、度を超えた狂気が加速した先は恐怖でしかない。後半の怒涛の展開、その執念は恐ろしい〜!2022/05/15

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