内容説明
扇奈の友人となった奏だけでなく智也や椋子まで来るようになり、賑わいを見せる古民家は、皆の力で順調に修復が進んでいた。
しかしそれを喜ぶと同時に、劉生は戸惑いを覚え始めていた。
自分の扇奈への気持ちが友情か恋か分からなくなっていたのだ。
そんな時、劉生の気持ちも知らず、雨に降られて帰れなくなった扇奈が二人きりでのお泊りを提案してきて――!?
「ねぇねぇ、二人でここに泊まるっていうのはどうかな？」
ついにバカップルが一夜を過ごす!? DIYラブコメ第3弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
8
梅雨の季節が来て作業が停滞する中、扇奈の更なるアプローチに劉生の心が変わり出す今巻。―――気付く想いは動き出す、心が求め叫び出す。 劉生との時間が減り焦る扇奈がさらに大胆になっていく中、ふとした瞬間に寂しさと扇奈の存在の大きさを感じた劉生の心が変わる今巻。一方通行が双方向になる事で、更なるラブコメの扉が開く、更なる甘さと温かさへと繋がっていく巻である。気付いた思いが止まらなくなっていく中、劉生からの思いが扇奈へと向かい始めていく。果たして双方向となった思いは何処へ続くのか。 次巻も勿論楽しみである。2022/03/07
rotti619
8
DIYラブコメという、唯一無二のジャンル第3巻。今まで古民家のリフォームにしか目がなかった劉生も、ついに自分の気持ちに気付いた！？というお話。前巻ではたけのこ、今回は梅を収穫することで季節感を出していた。古民家リフォーム生活を通じて扇奈の成長も著しいが、劉生の姿勢が周りの友人達に新しい生きがいを与えている所、老人達から思い出と共に材料を託される所など、読んでいてとても暖かい気持ちにさせてくれる。劉生が求めたのは確かに古民家での自給自足の生活だが、隣に扇奈がいてこそ、と自覚しただけでも大きな巻だったと思う。2022/03/02
青雲空
7
打ち切り? 悪くなかったんだけどね～2022/05/26
TcodeF
5
はじめてのおとまり。でいちゃこら加速しそうなんだがどうなんだろうねぇ・・・2022/06/07
