小学館文庫<br> △が降る街

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小学館文庫
△が降る街

  • 著者名:村崎羯諦【著】
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 小学館(2022/02発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094071207

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内容説明

5分で読めて、あっと驚き、わっと泣ける。

「俺と麻里奈、付き合うことになったから」三人の関係を表したような△が降る街で、“選ばれなかった”少女が抱く切ない想いとは――?(「△が降る街」)。

「このボタンを押した瞬間、地球が滅亡します」自宅に正体不明のボタンを送り付けられた男に待ち受ける、まさかの結末とは――?(「絶対に押さないでください」)。

「三十代前半の公務員。浮気確率82%。不合格」目の前にいる男の“浮気をする確率”がわかる能力に目覚めた女が結婚相手に選んだ、驚きの相手とは――?(「浮気確率63%」)

大ベストセラーショート・ショート集『余命3000文字』の著者が贈る、待望のシリーズ第二弾。涙と笑い、そしてやってくる、どんでん返し。

朝読・通勤・就寝前のすきま時間で、どこから読んでも楽しめる。

書き下ろしを含む全二十五編を収録!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

248
羯諦さん流ショートショート集25篇。最近気付いたの。“羯諦”って般若心経のフレーズなんですね。羯諦ワールドへ行こう‼︎ って誘われている( ¨̮ )。その行く先は極楽浄土なのやろうか。一つ一つの話は、淡くて脆い、触れると簡単に消えて仕舞う泡沫の様な感じがするものもあります。しかし性質の異なるそれらが集まる事で、お互いが有機的に繋がる様な、相互作用で影響を与える様な、強い結合力を持つ様にも思えます。色々ありますが『食べられるゾンビ』が中々に気色が悪くて良き(๑❛︎ڡ❛︎๑)。『真面目に地獄行き』辛い。2024/12/06

菅原孝標女@ナイスありがとうございます

82
『余命〜』に引き続き、とても良かった。感性が豊かなんだろうな。どうしたらこんなに、とんでもなく自由に、創造できるんだろうと毎話毎話思わされる。これからもどんどん書いて欲しい。2022/03/17

dr2006

58
ちょっとブラックでユーモアでSFで恋バナで…空いた時間を上手に埋めてくれるショート集。「(このボタンを)絶対に押さないでください」という作品は、無理ありえないだろう!とか期待を上手に裏切る未来とか、大好きな星新一さんの作品を読んだ感覚に似ていると思った。にしても、記号の△から始まるタイトルって珍しいな…検索に引っかからなさそうなのは余計なお世話か?でも、少なくとも自分には訴求力があったてことだ⒲そんな中、表題作「△が降る街」や「天国でまってて」「思い出放送」「My Sweet Orange]が面白かった☆2023/07/27

えも

34
このショートショート、2冊目だけど、発想が相当キテレツでブラックで、結構クるんですよね。ところが、その調子で読んでいくと、ついついラスト近くで、もう一回ひっくり返すんじゃないかと身構えてしまうんだけど、それはやらない。なんというか、ラストはむしろ優しく暖かいオチにしてくれることが多くて、そこが嬉しかったりします。2023/07/06

はな

31
短編。ブラックな感じのストーリーもありラストがコワイと感じるものから切ないものまでさまざまでした。家族ドラフト会議や食べられるゾンビ、文化的な最低限度の生活などが結構好き。ちょっとした時に読み切れるのが良いです。2022/02/28

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