企業価値評価 第7版[上] - バリュエーションの理論と実践

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企業価値評価 第7版[上] - バリュエーションの理論と実践

  • ISBN:9784478112878

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内容説明

累計80万部のロングセラー 5年ぶりの最新版!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

baboocon

21
5年ぶりの最新・第7版の翻訳が出た。さすがに前の第6版を読んだ直後なので読んだときの新鮮さには欠けたが、内容は上巻だけでもずいぶん刷新されていた。長く使われてきた用語が変更されたり(例: 「NOPLAT」がより人口に膾炙した「NOPAT」になるなど)、架空の成長企業を例に企業の価値創造と評価の要点を初学者向けに解説する第2章「ファイナンスの要点」、第6章「ESG及びデジタル施策の評価」などが追加されている。歴史的な低金利水準が続いている近年、ただでさえ難しい資本コストの推定はより悩ましい問題のようだ。2022/03/03

nekozuki

10
ずっと積読してあったマッキンのバリュエーション本上巻をついに読了。ところどころ、ん?と思うところはあるものの非常に勉強になる本だなと思う。特に、ROICとバリュエーションの関係やベータ導出の巻末付録などは、コーポレートファイナンスの教科書ではあまり解説のない箇所なので理解の助けとして重宝する。2023/08/14

sab

3
微に入った内容で痒い所に手が届くバリュエーションの基本書。上巻のみでこのボリュームと難度で、ちょっと下巻はしばらく空けてから読もうかしら。前半の理論編と実際にバリュエーションを実践する章が基本的に参照する項目であり、ほかの内容は実務で判断が分かれる仔細な内容における著者らの見解が入っており、ロジカルで参考にはなるのだが、実際にバリュエーションを行う際にその疑問にぶち当たらないと実感が薄い。本書で理論→実践→本書→実践…と繰り返して血肉にする必要のある本。2023/12/27

ブック丸

1
600ページほどで文字ぎっしりで難解な本。資本コストを上回るROICが達成されてはじめて企業価値が創造されると書かれている。DCFについては理論ギチギチで仮説に仮説を重ねて各数値を求めているように見えるが、ところどころ「過去の成長率から〇%とした」というように十分な説明もなく数値を持ち出していた点もあった。個人的にはDCFはどの数値を採用するかで結果が劇的に変わってしまい、教科書的だけど使えない印象。そもそも将来の5年間の損益計算書や貸借対照表を正確に導くこと自体不可能だと思っている。2023/10/26

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