新潮新書<br> 京都占領―1945年の真実―(新潮新書)

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京都占領―1945年の真実―(新潮新書)

  • 著者名:秋尾沙戸子【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 新潮社(2024/12発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106110702

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内容説明

1945年敗戦。京都市内にも随所に星条旗が翻った。四条烏丸に進駐軍の司令部が置かれ、二条城脇の堀川通はアメリカ軍の滑走路となり、上賀茂神社のご神木はゴルフ場建設のために切り倒され、祇園歌舞練場は米軍専用キャバレーへと姿を変えた……。日本降伏の間際、幾度となく原爆投下の候補地としてリストアップされながら、紙一重で悲劇をまぬがれた古都の往時を、日米双方の史料と貴重な証言から紡ぎだす。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kawa

36
戦災を免れた京都、実は原爆投下候補地として再三検討(目標は現京都駅・鉄道博物館の地)されたことは有名(?)。二条城の東側・堀川通りが米軍飛行機の滑走路として使用された。祇園のお姐さん方が戦時中、風船爆弾を作ったり、入れ歯加工をしていた。太平洋戦争中と戦後の京都の知られていない様子あれこれをリポート。2025/03/01

崩紫サロメ

15
去年は京都新聞で戦時下の京都や「京都原爆」について多く特集がされたが、このように占領下の京都に関しては情報があまり目立たず、よい勉強になった。古今烏丸にGHQ司令部が入っていたことや、大丸ヴィラが司令官私邸になっていたこと、上賀茂神社周辺をゴルフ場にする計画があったこと、戦争中、歌舞練場で風船爆弾を作っていたことなど、意外と京都であまり知られていないかもしれない。(西陣空襲や馬込空襲は割と有名だが、逆に本書では扱われていない)2026/03/11

おおかみ

10
戦時中と比べれば占領期の出来事を記した一般書はやはり少なく、大きな犠牲を免れた京都となればなおさら稀有である。ところがどうして、戦後間もない京都で行われていたことは局地的に見えて普遍的だし、観光都市としての性格をますます強める現代の姿を見つめ直す契機にもなる。本書で証言した山鉾連合会元理事長の吉田孝次郎氏も、裏千家前家元の千玄室大宗匠も相次いでこの世を去った。次の時代にいかにして平和を繋げるか。終戦から80年の日に御池通のカフェで読んだ。京都のメインストリートも建物疎開によって広がった歴史を持つ。2025/08/15

Naoki Maeda

2
京都の終戦直後の歴史はこれまであまり読んだことがなく、今回手に取ってみました。 堀川通りを滑走路として使った話や、京都ゴルフ倶楽部の エピソードなど、興味深い内容が多く、とても面白く読む ことができました。 また、当時の京都の人々がどのような苦労を重ねてきたの かも理解できました。 この時代があったからこそ、今の京都があるのだと 感じました。2026/02/24

乱読家 護る会支持!

2
世界有数の歴史遺産の街、京都。 戦争の被害にあわなかったのは、偶然に過ぎない。 日本が将来、他国に侵略されるとすれば、中国とロシアだろう。 彼らが京都の歴史的価値を理解できるとはとても思えないが、観光都市として経済価値はわかるだろう。2026/02/07

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