戦国 経済の作法

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戦国 経済の作法

  • 著者名:小和田哲男【監修】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • G.B.(2022/01発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784906993932

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内容説明

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力を力でねじ伏せた戦国時代。兵力や武器、食料など、力のある戦国大名は多くの金を持っていた。本書は、戦国時代の「経済」を主要テーマとし、お金の流れを追いながらこの時代を解説していく。 米一俵の値段は? 刀一本の値段は? 戦に必要な費用はどれくらいだったか? お城の建築費はお幾ら? 知っているようで知らない戦国経済事情。現代の経済にもつながるヒントも満載です。 300点を超えるイラストで歴史を解説していく本は弊社の「作法シリーズ」だけ。戦国時代の「お金」に関する事柄を凝縮しています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いーたん

23
戦国時代を経済的側面から豊富なイラストでコンパクトに解説。少し前に読んだ『お金の日本史』にも書かれてあることも多く、復習した感じ。あらためて、秀吉がなぜ唐入りを目論んだのか、ナゾだと思った。また、石見や佐東銀山を手に入れながらそそくさと朝廷に上程したり、交通の要衝である瀬戸内の権益をグリップしなかった毛利元就ってどうなのかしら?とも。もちろん、関所を廃止し既得権益である寺社と闘った信長の真意など、経済の視点で戦国大名のマネジメントをみるのは面白かった。ミエやプライドだけでは戦はできないものですね。2021/01/23

19
茄子10本で1文80円。乱取で拉致られた奴隷1人10文800円。お安い具足一式37万円等等。闇金延暦寺の年利は70パー。貴族のボンボンが多かったので、山上には誰もおらず、ノッブの焼き討ちでも彼等のいた麓の村が焼かれただけとの説もある。しかし室町幕府って財源に米がなく、勘合貿易のあがりとか運輸税とか店舗税とかなのが痛いというか、やっぱり畿内のみの勢力なんだなあと改めて。ノッブの天下布武が畿内のみをさすという説も室町幕府みてるとわかるような気がする。麒麟を呼ぶには食料自給率をあげねばねば。面白かった。2020/11/22

スプリント

11
戦国と経済。切り口も面白くライトに読める内容。2021/06/29

じじちょん

5
知多半島って陶器をめぐるビジネス戦争の地だったんだね~。常滑って歴史あるんだなぁ。信長って道路整備事業の木を作ったって知らなかった。他にも税金や貿易の話、寺社勢力の強さなど改めて知ることばかりで勉強になった。2024/03/01

櫛橋光

2
作法シリーズ、今回は戦国の経済事情ですわ。見開き1ページで1つの項目なので読んで行き易いです。お金に関する色々な事ですが、宗教勢力のえげつなさは改めて思いしりました。比叡山延暦寺と信長との争いは、信長が中世からの既得権益を打破しようとすれば避けられなかった・江戸時代の南蛮貿易の相手が新教国のオランダな訳等、信仰とお金は何だかなあという感じでした。2020/11/10

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