集英社インターナショナル<br> それでも闘いは続く コロナ医療最前線の700日

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集英社インターナショナル
それでも闘いは続く コロナ医療最前線の700日

  • 著者名:国立国際医療研究センター【著】
  • 価格 ¥1,782(本体¥1,620)
  • 集英社(2022/01発売)
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  • ISBN:9784797674057

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内容説明

2020年1月末、武漢からの帰国者793名を受け入れて検査、ダイヤモンド・プリンセス号乗客乗員の隔離、検疫、治療と、新型コロナウイルスが日本に上陸以来、常に新型コロナ対策最前線で治療、研究、対策に取り組んでいる国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)。メディアでもおなじみの、東京都のアドバイザーでもある大曲貴夫医師(NCGM国際感染症センター長)、忽那賢志医師(前NCGM国際感染症センター医長)らが、「未知の感染症」との闘いを同時進行で語り、収束までのロードマップを示す。コロナ禍の実像、医療現場の舞台裏が明らかに。

目次

はじめに 経験を記録に残すことの意味
第一章 帰還 武漢チャーター便とクルーズ船対応
第二章 水際 ダイヤモンド・プリンセス号 現場報告
第三章 実像 臨床現場から見る新型コロナウイルスの正体
INSIGHT 季節性インフルエンザと新型コロナ感染症
第四章 最前線 押し寄せる感染拡大の波と「総力戦」
第五章 ウイルスはなぜ変異するのか
INSIGHT ワクチンと治療薬の最前線
第六章 教訓 第五波との闘いから何を学んだのか
INSIGHT 「ひとりでも多く」受け入れるために
あとがき 一〇〇年に一度のパンデミックと対峙して

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

39
武漢からの帰国者、ダイヤモンドプリンセス号の受け入れ、治療において国立国際医療研究センターが病院一体となって頑張ってきた記録で感動しました。が、特にプリンセス号での対応で、PCR検査の優先順位と実施での難しさ、隔離期間が終わった乗客の帰宅などをもっと拡く乗客と世間へ知らしめた方がよかったのではと思った。ここに書かれていることを知っていたら、自宅へ帰る人を不安視せずに済んだ。(この帰宅した人からの感染の広がりは確認されていない。)私をはじめ国民が医療関係者の責任感、意思の強さに頼り切っていたのだと実感。2022/07/20

tomtom

13
報道で言われていたよりも遥かに医療者同士は統制されていたし、ものすごく努力されていたことが分かった。いつでも否定する報道ではなくて、もっと伝えるものがあっただろうと思った。2022/09/29

スパナ

3
新型コロナウイル感染症対策の最前線で、多方面の課題に取り組んできた国立国際医療研究センター。同センター職員たちのコロナ日本上陸から700日の記録をまとめた本。テレビでよく見るあのお医者さんもここの医師だったのか。病院で何が起こっていたのかはもちろん、ウイルスが変異する過程や、ワクチンがなぜウイルスを抑えるのかということまで、とても分かりやすく解説されていました。漠然とした不安の中で生きるのではなく、きちんとした知識を持つことで、正しく恐れることができる。その役にも立つ本だと思います。2022/04/27

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