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内容説明
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ハーバード大学の「正義(Justice)」の講義で有名となったマイケル・サンデル。日本でも東京大学などで講義を行う。その講義スタイルは受講者のみならず、教える立場の人からも絶賛されている。なぜ、彼の講義がこれほど人気があるのか?
本書は、スピーチや話し方の講師として年間200回もの講演をこなす著者が、彼の講義を徹底的に分析し、その話し方のポイントをわかりやすく解説したものです。巧みな質問で相手の考えを引き出す、相手の答えをわかりやすく言いかえるなど、マイケル・サンデルの話し方をまとめた一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ルル
4
ハーバード白熱教室を改めて読み直します!違う観点から読むことができそうです!キリンビールの麒麟から、キリンの文字を探すような気分で読めそうです^^2015/07/17
タンシロ📚
3
サンデル教授の授業というのは誰が聴いても魅力的だと思う。そんな魅力をひとつひとつ分解した本なのだけれど、サンデル教授自身の著書ではなく、話し方セミナーを開く松本氏による解説本でした。 しかしこれはこれで各項目が短くシンプルにまとめられていて、話し方のエッセンスがわかる構造になっている。とくに印象的だったのは、サンデル教授のあえて反対意見を募る話法。確からしい意見や決定に近い考えに対しても、あえて反対意見を募ることで、その場の全員が「本当にそれでいいのか」という考えに至り、意見の支持に深みが出るのだ。2020/09/02
FFFT
3
最高の教育とは自分自身でいかに考えるかを学ぶことである― サンデルは 話を聞いている人間の側に考えさせるように話をするという。講義というと日本の多くの学校では教師が学生に話を聞かせるようなスタイルが多いが サンデルは自分を消しファシリテーターに徹している。双方向性、場の議論の活性化を大事にする。 ひとつのテーマを方向をブラさずみんなで考えていこうというスタンスなのかな。集まりなどあった場合、こんな発想でみんなで深い話が出来るといいな。2013/01/19
箱入り嫁
3
すごく興味深い本でした。 大きなシナリオをもって話す。 から、ゴールが見えている必要があると思いました。 「ムリだと思いますが」という質問がきたら、 肯定的な言い回しにして「可能性の質問がでました」という。 今まで考えたことのない表現でした。 最終的には自分の創意工夫にかかってくるのだけれど、 相手の事を認め相手の話をよく聴く。 どんな場合にも通じる大切な事だと思いました。 ビシネスパーソンでない私も楽しく読めました。 2013/01/12
てながあしなが
2
面白かった。使えそうな内容はメモした。バイトで、人の前でしゃべる機会があるので、それに活かせそう。2015/12/05