内容説明
『経済のことわからないまま社会人になった人へ』(海竜社・刊)をはじめ、学生や新社会人にむけた丁寧でわかりやすい解説で定評のある池上彰先生。本書は、実際に大学生に聞いた「いま、気になっている日本のこと」をもとに構成しています。誰もが気になっているテーマ【経済】【政治】【教育・福祉】【災害】【就職】について、一挙解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりん
28
世の中を回るお金の回転が速いと景気は良くなる。消費税増税分の税収は自分たちに還元されていない。国の借金が増え続けているから。キャッシュレス化を推進するのは訪日外国人旅行者の消費活動推進のため。日本の政治活動は法律でやっていいと認められていることしか出来ない。日本の教育環境は海外に比べてまだ高負担。今の教育は「再詰め込み教育」2022/12/24
でら
18
池上さんの著書を読んでいつも思うのは、新聞読まなきゃなぁ。ということ。 自分はこんなことも知らなかったのかという羞恥心と、もっといろんなことを知りたいという知的好奇心をあげてくれるのが池上彰さんのいい所だと私は思う。 初歩の初歩と書いている通りの内容なので、普段から経済に内通している人とかはスルーしてOK。2021/07/12
JUN
13
学生向けの本だったので、物足りなかった。若い人が、こういう本を読んでほしい。2024/01/10
mintia
10
日本の経済・政治・教育・災害・就職について若者に向けに分かりやすく書かれている。これからも様々な試練があるだろうけどパニックにならないように気をつけないと。2021/07/13
ノリピー大尉
7
給付金は福祉目的なのか、景気対策なのかを分けて考える必要がある。福祉目的であれば困っている人に行きわたらなくてはならないが、景気対策であれば、困っていない人に渡しして、必要なかったことにもお金を使ってもらうことで経済への刺激になるという。この視点はなかった。2022/12/24