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内容説明
星が輝く夜、お茶の時間を楽しんでいた、もぐらくんとはりねずみくん。突然、目の前に、星の子 ポッチが落ちてきました。「このままじゃ おんがくかいに でられないよ」空に戻れないと泣くポッチを助けるため、二匹は高い山を目指します。ポッチは音楽会に間に合うのでしょうか?齋藤槇がフィンランド滞在中に感じた夜のしじまを、美しいイマジネーションで紡いだ作品です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
173
タイトルと表紙絵に魅かれて読みました。齋藤 槙、初読です。美しく神々しい音楽が、空から聴こえてきそうでした♪ https://www.sekaibunka.com/info/2022/01/instagram_4.html2022/03/17
陽子
44
きれいで温かくやさしい気持ちになれる絵本でした。ある日、星たちの音楽会の練習をしていた星の子が空からうっかり落ちてしまった。お茶を楽しんでいたはりねずみくんともぐらくんが、空に星の子を帰してあげるために力になってあげるお話。 ラストの星たちの音楽会のようすが美しくて楽しい。自信のなかった星の子が、二人に励ましを受けて堂々と演奏できるようになっていったところや、目の見えないもぐらくんが耳を澄ませて星の音を楽しむようすが素敵だった。誰かのために力になろうとするやさしさ、励ましあう事の素敵さ。青の色彩が美しい。2023/02/26
うー(また遅くなります)
24
〈絵本〉もぐらくんとハリネズミくんが仲良くお茶していると、空から1個の星が落ちてきた。音楽会の練習中に落ちてきた星のポッチは自分の演奏に自信が持てない。もぐらくんのアドバイスが染みる。私にも、何だか星の音が聞こえるような気になった。2022/02/26
anne@灯れ松明の火
22
新着チェックで気になっていた齋藤さんの新作。地元がずっと貸出中で、隣市予約。もぐらくんは、視力が弱い。でも、その分、耳が良くて、小さな音も聞こえる。仲良しの はりねずみくんにお茶をおよばれしているところに、星の子が落ちてきて……。ふたりの友情、星の子を助けようとする優しさ、思いやりが満ちていて、温かな気持ちになる。繊細でファンタジックな絵、かわいらしくて独特な擬音がたまらない。私も、星の音を聞いてみたいなあ。2022/05/01
ねなにょ
16
はりねずみくんともぐらくんの星空の下のお茶会、参加したいなぁ 流れ星まで、降ってきちゃって… 優しいイラストに癒される~ 2024/02/15