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内容説明
本書は、東大生のバイブルとして名高い『思考の整理学』の著者が、これまでの著作郡の中から発想力を鍛えるためのヒントを150に厳選して紹介します。専門の英文学のみならず、思考、日本語論など、さまざまな分野で創造的な仕事を続けてきたことから「知の巨人」とも称される著者。「無意識を使いこなす」「着想を古典化する」「思考に休符を挟む」「『まどろみ』の中で考える」「比喩で思考を節約する」など、誰でもすぐに取り入れることができる方法が満載です。発想力と思考力が同時に磨かれる1冊! 「校正などしている間に、おもしろいことに気付いた。引用された短文が、もとの本文の中にあったときとは違った、新しいニュアンスをともなっているのである。引用されることで、味わいが濃縮されるのかもしれない。本書の短いことばたちが、少しでも読者の役に立てば幸いである」(本書「はじめに」より抜粋)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はっせー
103
外山滋比古さんの書かれた本のポイントをテーマごとにまとめた本。外山さんの考えをインデックスごとにまとめてありすぐに読み返せるのがめっちゃいいポイントだと感じた!印象に残っている部分配列本を読むことは古い知識を得ることという点である。そのためそのままでは意味がないと書いている。要は著者の考えを鵜呑みにしてしまうこと自体が自分で考えることを放棄しているのに等しい。だからこそ自分の頭の中で古い知識のサビを丁寧にとり自分の考えとして昇華させる。その行為まで行うことで読書が完結するように感じたのである!2022/07/02
馨
102
色んな本からの抜粋のようです。考え方を説く本。確かに、良いアイディアって頭で考えても思いつかないし考えてない時のふとした瞬間に凄い発想が浮かんだりするものです。メモを取るのも大事。『思考につながる読書』の章が興味深いです。面白い本はどんどん読み進めてしまうけど、途中で閉じるのが良いとか、真逆で驚きました。読書感想文を書くことは良いことなんだ!これからもちゃんと書こう。2022/06/01
ehirano1
71
夜は頭が働かないようになっている、以上!2023/10/05
ぼっちゃん
56
考え方の超入門書。朝の時間は金で、昼寝の後はセカンド・モーニングになり、効果が上がるという考え方は面白いな。うまい見出しのつくものはそれだけ内容が成長したことになるとあったが、この本も以前書かれた内容にうまい見出しをつけて書かれているのでわかりやすいのだろうな。2023/02/25
forest rise field
56
外山先生の過去の著書から抜粋された本。様々な視点から発想力や思考力を高める方法が述べられている。待ち時間や隙間時間にちょうど良い。印象に残るは、知識を詰め込みすぎてもダメで、忘れることも大事。2022/09/28