角川文庫<br> めぐり逢いサンドイッチ

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角川文庫
めぐり逢いサンドイッチ

  • 著者名:谷瑞恵【著者】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • KADOKAWA(2022/01発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041120675

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内容説明

靭公園にある『ピクニック・バスケット』は、笹子と蕗子の姉妹が営むサンドイッチ専門店。お店を訪れるのはちょっとした悩みを抱えた個性的なお客さんたち。読むと心がほっこり温まる、腹ペコ必至の物語!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さてさて

181
『笹ちゃんがつくるのは、いつでも誰かのためのサンドイッチだ』。蕗子と姉の笹子が営む『サンドイッチの専門店』の『ピクニック・バスケット』を舞台に、そんなお店を訪れる人たちのさまざまな人間模様が描かれたこの作品。そこには、人と人との交わりの中に生まれるあたたかい感情を描き出す優しい物語が描かれていました。サクッと登場する『サンドイッチ』の魅力に魅せられるこの作品。”起点・きっかけもの”として納得感のある展開を見せるこの作品。なるほど、これはシリーズ化もされるよね!と続編に期待が込み上げる素晴らしい作品でした。2024/04/07

真理そら

87
大阪・靭公園の近くで姉妹が営むサンドイッチ専門店「ピクニック・バスケット」を中心にした連作短編集。だんだんお洒落な雰囲気になってきている靭公園界隈の雰囲気が伝わってくる。それにしてもレンコンとツナとかハムキャベツ炒めとか意表を突くサンドイッチの具が登場するので作りたくなる。お母さんの味のポークカレーサンドもおいしそうだが作るのは難しそうだ。2022/10/30

のんちゃん

75
大阪靱公園前の手作りサンドイッチ店を営むのは作り手笹子と、ドリンク&事務担当の蕗子の姉妹。そこにやってくるちょっとした問題を抱えたお客さんの物語。パン好きで、趣味パン屋さん巡りを自称する私は読まねばならない一冊。作り手の笹子はお客さんの思い出の料理をパンに挟み込んでサンドイッチにする。どれもこれも美味しそうだ。最後にはこの姉妹の秘密もわかり、笹子と蕗子、この両輪があればこそのこの店というのも納得できた。作者新シリーズらしい。次巻もどんな新作サンドイッチが披露させるか楽しみだ。2022/03/23

紫 綺

73
単行本にて読了。公園に面する「ピクニック・バスケット」は、笹子と蕗子の異母姉妹が営む手づくりサンドイッチの専門店。食の記憶・想い出に纏わる客の悩みをゆるりと解決♪絶品サンドが心を癒やす。2022/07/15

佐島楓

69
姉妹が営むサンドイッチ屋さんが舞台。さらっと重要なことが書かれているので、ライトながらも気が抜けない。流行りの飯テロという感じより、人間ドラマに焦点が当たったファンタジーだと思った。シリーズになっているようですね。2022/01/24

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