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内容説明
これまでにないジャンルに根を張って、長年自営で生活している人や組織を経営している人がいる。「会社員ではない」彼ら彼女らはどのように生計を立てているのか。自分で敷いたレールの上にあるマネタイズ方法が知りたい。特殊分野で自営を続けるライター・村田らむが神髄に迫る。「東洋経済オンライン」の名物長寿連載が書籍化! ゴミ屋敷清掃に激狭すし屋、現役ヘルパーの漫画家、元傭兵、溶接ギャルなどの濃すぎる人生を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
200
誰しもが持つ個性。自律的又は結果的に独自の道を歩んだものだけが見る豊かな世界観。本書に紹介された全ての方から放たれる熱量。好きなこと、出来ることをやる。完全に閉ざされた道はなく、風は何処かから吹いてくる。貫く成長思考。どの業界も影響を受けたコロナ禍を乗り越え、今思えば結果的に強くなれたといえる姿勢。誰一人として同じことのない、多様な人間模様が見えてくる。服を作り絵を描く。溶接をし民宿で樹海ユーチューバーとなる。寿司を追いラーメンを作り続ける。雀士や傭兵、12の生き方。特殊清掃に現実の厳しさが浮かび上がる。2023/06/22
おいしゃん
26
とても良かった。会社に属さず、さまざまに自分らしく生きている人たちを取り上げたルポ。溶接ギャルのような行動力に感服するのが8割、ほぼ無給なのに海外で命を張る傭兵のような理解し難いのが2割という感じだったが、どのルポからも共通して活力をもらえた。このシリーズもっと読みたい!2022/02/09
Nobuko Hashimoto
25
大学図書館の学生選書コーナーで見つけて。タイトル通り、自営、自由業の方にじっくり話を聞いたルポ。いわゆる意識高い系ではなく、生きるために、あるいは消去法的にその仕事に行き着いた人が多いように思うが、共通するのは、どの人もとても働き者。腕一本で生きていける技術がある。一癖も二癖もありそうな人たちだが、著者が好意や敬意を持って取材していて感じがよい。人の生き様や仕事を知るのは面白くて勉強になるなあ。2022/10/15
ピンガペンギン
13
不登校からトップブロガーになった人、元傭兵で現在はマンガ原作や軍事アナリストで活躍する人、コスチューム作りで稼ぐ女性など様々な雇われない人生を生きる人へのインタビュー集。2023/04/28
DEE
10
当たり前だけど人の数だけ生き方ってあるんだなと改めて思う。根拠はないけど元気と勇気を貰える一冊。2023/07/01
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