内容説明
現代の科学で解明できない謎の商品“おもしろたわし”を調査してほしい―。商社マン・宮口翔一は、常務からの特命で、生産地・天草諸島の壱里島へ飛んだ。しかし、その小さな島は強力なパワースポットと化し、奇妙な現象が次々と起こっていた! 翔一はオカルトライター・機敷埜風天と共に力の噴出口・信柄浦岳を目指すが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tomtom
8
苦手なファンタジーな感じだったけど、その割には読むのに時間はかからなかった。2022/05/14
nyanlay
2
確か他の文庫本のうしろのページの、他文庫本の紹介で何となくおもしろそうだと思って図書館で借りてみた。で読みはじめの途中でまたうしろの紹介見たら、どうもファンタジー的かもと。で読了してみて、やっぱりファンタジー、SFだった。うん苦手なんだなぁ。さっぱり楽しめなかった。残念。2022/03/08
岩田貴雄
1
天草に壱里島があったね(違)。読んでると移住したくなる話である。あと、お美貴さんがヒロインじゃないとか。機敷埜さんが怪しすぎて、信用出来ないとか、物語がトントン拍子に上手くいくのが、違和感があったり、翔一君が、ちょっと察しが悪いじゃねえと思えたり、話が面白いが、詳細が気になって、ちょっと微妙な思いになった感である。2024/02/13
はれるや
1
常務の特命で熊本県天草の壱里島に出張になった宮口翔一。「おもしろたわし」とはいったい何なのか。それはどうやって作っているのか。おステ婆さんへの銀色ふにゃふにゃの恩返し。元気になったおフジ婆さん。トクヨシちゃんは常務なのか。信柄さん、うんぶくれびっさん、トメカ婆さん、機敷埜風天、パワースポット、核廃棄物最終処分場、コトちゃん。いろんなワードが謎を呼び、謎が解けて倍増し、加速して疾走する。エピローグはハッピーエンド。さすがカジシン。2023/12/04