内容説明
上下関係に厳しい韓国は、日本より上位に立つあらゆる機会をうかがっている。日本人が謝罪するか、反論できなくなって白旗を上げる姿を上から目線で見たいと考える。昨今、韓国で吹き荒れた「日本不買」は「日本製品を買わない、使わない、日本に行かない」を掲げたが、実際に困ったのは韓国の方だった。日本にマウントを取りたいが、依存せずには立ち行かない彼らとどう付き合うか。目からウロコの現地報告――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Jiemon
6
行動志向は、余り日本人と変わらない感じがした。日本の場合、敗戦を契機に自由に意見を言えるようになったが、韓国の場合、そんな経験をしてない分、昔ながらに、集団の和を乱さないように、体制におもねり、他人の目を気にしながら生きている感じがする。不買運動なんかは、戦中の隣組みたいに、相互にチェックしながら自制するさまが見て取れる。これも、大きな時代の流れの中で徐々に変化していくのでしょうね。日本依存から脱却できないということだけれど、日本人もこれにあまり気を良くしないで互いに切磋琢磨しあえる付き合いをしたいものだ2022/03/29
anken99
3
いやあ・・・韓国すごいな。言ってることとやってることとが違いすぎる。で、結局日本とは互いに依存していると。読了のタイミングで、まさに日韓首脳会談が行われていた。隣国なんだから、もっと仲良くすればいいことずくめなんじゃないかなと思えた。2023/05/10